天に帰っていかれたのは源氏と平家の方々でした。
私の過去世のひとつに、
源氏の武士であった時代がありました。
その頃の私は大男でした。
戦が大好きで、
人を切って、切って、切りまくっていました。
血を見るのが大好きな恐ろしい男でした。
平家からは大変恐れられていたようです。
その平家が壇ノ浦で敗れて、
落ち武者となって逃げていく後を追いかけて、
一族を滅亡させるまで執念深く、
探し回っていたようです。
バスが平家の里と書かれてある看板の前を通ったとき、
胸がとても締めつけられ苦しくなりました。
再び、ゆるしの祈りを唱え、
お詫びをさせていただきました。
こうして、最初の工程を終えて、
バスは高野山に到着しました。
もう暗くなっていました。
その夜は持明院というお寺に宿坊です。
初めての宿坊体験にドキドキでした。
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