シェーグレン症候群の薬剤師

シェーグレン症候群を患っている薬剤師のブログです。
病気の事、生活のこと、メモしています。

副作用とのバランス

2012-10-26 18:33:48 | インポート

トリプタノールを服用しているとの事。私もそういう処方結構よく見ます。



偏頭痛 や 帯状疱疹の痛みどめ 舌痛症 にも適応外で使われています。偏頭痛は適応だったかな。忘れた! 抹消の痛みに他との併用で効果があるよです。おねしょにも出ていた。今はこのような症状にリリカが台頭してきているかな。





50年位前の薬だから、うつ病では今は第一選択の座は奪われているようですが、併用や睡眠薬の追加として良く見られます。強いというわけではないですが、副作用がきついかも知れません。とにかくこの副作用を減らすということで出てきたのが今のSSRI/SNRIですから。



薬たちも栄枯盛衰大変だ。



SSでアミトリプチン飲めるなら、そんなに口渇ひどくないのではないかと思います。



私なんかゼスラン1回うっかり飲んでしまってもう大変なことになりましたから。



患者さんでも口渇、おしっこ出の悪さや便秘で メンタル治すよりそっちの方がきついと言って中止になった人もいますから。



なかなか効果と副作用どバランスは難しいです。と言って全ての人に同じ副作用が出るわけではないですし。大学に入った時まず一番に薬は毒である。副作用のない薬はない。ということを何度も教わりました。 コリン作動薬のんで抗コリン剤のんで、薬理学的には変だな。



でも本人のQOLが一番大切だと思います。あう薬に出会うまでがまた一苦労ですね。