この区間は小さな峠になっていて新里を出た列車は私の目の前を力行で走り抜けます。久々に聞く本線走行の釣り掛け音にうっとりしてしまいました。 10,01,03 上毛電鉄 新川-新里 1001レ Canon EOS50D
今朝はとりあえず4時に起床して、身支度をして家を出ます。当初は列車利用も考えましたがアクセスが悪いので、いつものようにFORESTERで出撃です。何にも考えずに家を出て16号-中央道-圏央道-関越道で走っていたら花園の手前で空が明るくなってきました。少し早すぎた様です。それならばとすこし逆戻りして秩父鉄道の西羽生-新郷間で旧国鉄101系のリバイバル塗装を狙う事にしました。しかし私は相当に旧国鉄101系とは相性が無い様で今回も旧都営6000型や旧東急8500系ばかりが来て、やっと旧国鉄101系が来たと思ったら秩父色でリバイバル塗装はまた撮れずじまいとなりました。既に旧国鉄101系のリバイバル塗装が撮りたくて4回も秩父鉄道に出向いているのに、カメラに収めるどころかその姿さえも見ていません。相当に縁がないみたいです。
このまま待てば旧国鉄101系のリバイバル塗装が来るかも知れませんが深追いすると今日の本命である上毛電鉄のデハ101の臨時列車を撮り逃がしてしまうので後ろ髪を惹かれる思いで撤収・移動します。
今日の北関東は真っ青な冬晴れではなく時折薄雲が出るような天候でした。一時は厚い雲さえ出で来て心配しましたが、上毛電鉄沿線に到着した際には天候も回復してきてました。デハ101を使用した西桐生行の臨1001レを新里-新川間で、中央前橋行の臨1002レを新星-北原間で撮影して走行撮影は終了。その後は大胡駅横のイベント会場に向かいました。 (余談ながらこの臨時列車の車掌さんは若い女性でした。かなかなの美人で大胡で乗務が終わりデハ101から降りてくるときもなかなか様になっていました。”記念に101の前で1枚撮らしてください!”と言おうと思いましたが何故か躊躇して撮り逃がしてしまいました。)
東武のテム風の有蓋車を連結すると現役と間違えそうなくらいフィットしています。 10,01,03 上毛電鉄 大胡電車庫 Canon EOS50D
イベント会場では先日、東急長津田工場から運び込まれた旧東急電機のデキ3021型電気機関車の撮影会が開催されていました。この機関車は昭和30年代まで東横線菊名-田園調布間で貨車牽引で活躍していた機関車で東急ファンの私にとって写欲をそそる車両です。(東急貨物扱時代は東横線と国鉄線との接続は菊名駅で行っていました。今も横浜線の菊名駅をよく見ると現横浜線上り線側にもう1本線路跡があり、貨物の接続駅時代はそこに横浜線の本線がありました。また新横浜駅側には貨車の受渡線の跡地があります。また現在の菊名駅の駐輪場はこの横浜線と東横線の連絡線の線路跡に設置されています。)
もともと東急沿線で育った身ですので東急の古い車両にはことのほか興奮してしまいます。事実、会場に入ってデキ3021の前に立つと、思わず奇声を発しそうな異様な興奮状態になり、自分の高揚を抑えるのに必死でした…笑
事前に地図を見て大胡駅構内はほぼ南北に走っているので昼頃が一番光線が適している判断し12時前を目安に会場入りしたのですが、到着すると目論見通りデキ3021は絶妙な光線状態で停車していました。興奮を抑えつつ、ひととおり撮影を終えてふと空を見ると厚い雲が山から流れてきました。そして程なく太陽は雲に隠れてしまいました。また折りしも中央前橋から臨1003レとして戻ってきたデハ101が入庫してきてデキ3021の南側に停車してしまいました。これではたとえ天候が回復してもデキ3021の撮影は出来ません。帰省のラッシュも気になりましたのでここで潔く撮影を切り上げて帰路につくことにしました。上毛電鉄沿線まで延伸された真新しい17号バイパスで北関東道の伊勢崎ICまで来た時点で関越道の渋滞表示が伊勢崎ICの入口の案内板に出でいない事に気づきました。それならば逆走になりますが一発賭けに出で高速で帰る事にしました。そしてこれが大正解で北関東道-関越道-圏央道-中央道で八王子まで渋滞なしで走ることが出来ました。さすがに八王子市内の16号は混雑していましたが、それでも16時には自宅に到着することが出来、かなりの激しい渋滞を覚悟していただけにラッキーな帰路となりました。
北側から撮影しています。デハ101が入庫するまでは南側に1線の引きがありましたが入庫後はそれがなくなり撮影には適さなくなってしまいました。 10,01,03 上毛電鉄 大胡電車庫 Canon EOS50D
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