編集長敬白より
「わが国鉄時代」Voil,6が5月6日に発売ととなっています。今回も2点ほど写真をお手伝いさせてもらいました。この「わが国鉄時代」は写真そのものは国鉄時代にはごく日常で見られた光景を今に蘇らせる本であり、我々の世代には青春時代を振り返る良い機会を与えてくれ、国鉄を知らない若い世代には鉄道が日本の基幹交通機関であった時代を垣間見れる本だと思っています。
実はこの時、大船―本郷台間はEL・DLの訓練運転がなされていましたが、本郷台―洋光台間は訓練運転がなされておらず、試運転も走っていないならと徒歩で線路を歩きました。どれくらいの時間がかかったとかは一切記憶がありませんが、洋光台まで来たら切通で脱出する事が出来ず、致し方なくホームに上がり、事務室で”本郷台から歩いて来た!”と言うと改札は通せないから逆送してどこかのフェンスのよじ登って線路外へ出ろ!と言われ子供ながらに生命の危機を感じるくらいの崖をよじ登り出た記憶があります。 73,03,05 本郷台 DD13
Rail Magazine名取紀之編集長のブログ「編集長敬白」で温もりもある写真が多く寄せられているのが『わが国鉄時代』の特徴で、型どおりの走行写真よりも見る者の琴線に触れるものが多いようです。中にはスキャンするまで気にも止めなかった作品もあって、「楽しみながらデジタル化しています」とおっしゃる方も少なくありません。とコメントされていますが、まさにその通りで、私の写真2点も国鉄時代担当と山下修司編集人に依頼されてネガを見返して初めて気づいたコマなのです。特に根岸線本郷台駅のDD13の写真は本命はホーム横に停車したDD13なのですが、せっかく走ってくるからのついでで撮った1枚です。しかし30数年の月日はこの駅の光景を一変させ、周囲が多く写っているこの写真の方が面白みが出てきた様です。
通勤電車と言えども100パーセントの冷房化を達成した首都圏の電車ですがこの頃、少なくとも国鉄では通勤用の冷房車はこの1編成だけでした。ちなみに編成番号の臨1が冷房編成で臨2が超多段制御器搭載の編成でした。(「我が国鉄時代」ではキャプションに冷房編成を臨2となっていますが、これは私の完全な勘違い(30年以上前ですので記憶違いが正しいかな?)です。失礼しました。山下さん…訂正しておいてくださいm(__)m ) 71,08,13 上野 103系冷房試作車 Nikon COOLSCAN ⅣED
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