１２系改造のオク座の臨客です。当時は軌道強化をしないと．ＥＦ１５が入れないと言う事でＥＦ１２が温存されていました。この撮影地は手前の樹木が伸びたくらいで３０年経ってもほとんど光景は変わっていない気がします。しかし国道のバイパス工事も始まっていますので、いつまでもこの景色が残るとは限りません。 ８１，０６，０３ 小野上 ９５３４レ スキャナー ： Ｎｉｋｏｎ ＣＯＯＬＳＣＡＮ ⅣＥＤ
３０年前の６月は吾妻線にＥＦ１２が牽引するオク座の臨客が運転されるというので出掛けています。当時は上越新幹線は未開通で渋川まで急行で向かったと記憶しています。この頃の関越自動車道は練馬インターから前橋インターまで開通していましたが、渋川の奥まで入るとなるとまだまだ鉄道が一般的なご時世でした。
１８５系が登場する前ですのである意味、１６５系全盛期と言って過言ではないと思います。客レ時代の名残でサロの位置が独特の位置にあります。これは現行１８５系に引き継がれています。 ８１，０６，０３ 小野上 下り１６５系”草津” スキャナー ： Ｎｉｋｏｎ ＣＯＯＬＳＣＡＮ ⅣＥＤ
この頃、高崎機関区にはＥＦ１５が多数配置されていましたが吾妻線は軌道強化するまではＥＦ１５が入る事は出来ないので、ＥＦ１２が定期貨物や臨時列車の牽引していました。当時、ＥＦ１２は吾妻線用に３両程度配置されていたと記憶しています。既に吾妻線の軌道強化工事も完了しているとの話でしたので、このＥＦ１２も余命幾ばくもなく、臨客運転ともなれば、当時としてはそこそこの鉄ちゃんの姿が見受けられたと記憶しています。
撮影後はどうやって帰ったかは記憶にほとんどありませんが、まだ上越線には急行が多数走っていましたので、急行で帰路に着いたと思われますが、今自分の行動パターンと３０年前の行動パターンを比べて決定的に違うのはひとりだったので間違いなくシラフで帰ったということでしょうか…今だったら一人だって喉を潤す液体を購入して列車に乗るのは間違いないでしょうから（笑）。
撮影を終えて渋川まで出ると渋川発の貨物列車が待機してました。急行に乗り換える僅かな時間に１枚撮影しました。 ８１，０６，０３ 渋川 上り貨物列車 スキャナー ： Ｎｉｋｏｎ ＣＯＯＬＳＣＡＮ ⅣＥＤ
