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久々に足が震えるロケーションに出逢いました。念願だった大畑の俯瞰を撮影出来て来た甲斐がありました。入線は薄曇りとなりピンも少し甘くなってしまいましたが引き上げのこのカットは晴れて岩の上から雄叫びを上げました。後ろの雲海も地元鉄ちゃんも感動するくらい美しいものでした。いゃぁ~この被写体枯渇のこの時代にこんな感動する撮影地があるとは信じられません。 19,03,15 08:15頃 大畑 9020レ Canon EOS1DX MarkⅡ
明日は早いからと21時に就寝したら夜中に目覚めてしまい、そのまま寝付けずに朝を迎えてしまいました。歳なんでしょうか最近、こんなことが日常でもたたあり睡眠不足を感じる事が良くあります。
そんな訳で4時頃からベットから這い出してウロウロしてやる事がないので5時過ぎにホテルを出発しました。この日のターゲットは大畑駅でななつ星を撮影する事です。私たちの世代は大畑駅と言えば集煙装置のD51がプッシュプルになって混合列車を牽引する姿があまりにも強烈な印象で残っています。以前から大畑駅を望む俯瞰撮影地で雄叫びを上げたいと思っていましたが叶う事が出来ずに数十年が経過しました。それがななつ星登場以来、週に1回だけ大畑駅をななつ星が走ると言うのでこれはぜひ狙いたいと今回の撮影ツアーはこの大畑の俯瞰撮影地でななつ星を撮影する事を最大の目的でした。
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前日にロケハンで当地を訪れて、せっかくだからとハスキーを最高のお立ち台となる岩の上に置き脚しました。一晩、場所を守り通してくれたハスキーは私が来るのを待っていたかの様でした。ちなみにこの撮影地は地権者の方のご厚意で邪魔な竹や木は伐採され、草刈りもされ更に縦列駐車すれば10台位駐車可能な駐車場も提供していただいております。時折、地主の方も顔を見せるそうなので、その際はお礼を申し上げていただけると良いと思います。私も地主の方にお礼としてお渡したく東京銘菓を持ち込みましたがお渡しする事は叶いませんでした。 19,03,15 08:53頃 大畑のお立ち台 iphone7カメラ機能で撮影
ななつ星はデビュー当初から水戸岡デザインを酷評する方もいらっしゃいますがこのななつ星のお陰でブルトレ全廃のこのご時世に非電化で機関車牽引のリゾート列車が撮れる訳で毛嫌いする必要は全くないと言うのが以前からの持論です。まして大畑駅の俯瞰撮影ともなればマルーントレインが撮れ、細かいディテールは気にはなりません。
当初は高速道路で人吉へ向かうつもりでしたが早く起きた分、ゆっくり出来るので一般道で人吉へ向かいました。人吉の市街地には07時過ぎに到着。そのまま大畑の俯瞰撮影地へ向かいました。到着時点では私だけでしたがその後、地元の方中心に数名でななつ星を撮影しました。集煙装置のD51が活躍した夢にまで見た憧れの撮影地でしたがななつ星はドピーカンとはならずちょっと残念でした。まぁ、スイッチバックを引き上げるカットは晴れてコントラストはしっかりついていたので納得する事に。
大畑の俯瞰撮影地では地元の鉄ちゃんより明日(16日)から運転を再開するハチロクの試運転があると言うので予定を変更して一勝地ー球泉洞間へ向かいました。あらかじめストリートビューで目星をつけていた撮影地で待つこと45分。結局、試運転はガセだったらしくあえなく退散することに。ウヤならウヤですぐさまななつ星の撮影のために鎌瀬の第一球磨川橋梁へ。ここでななつ星を撮影して思わず檄Vコールがでてしまいました。あとは日没まで球磨川沿いでDCを撮影して八代のホテルへ向かいました。
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肥薩線はロケーションに恵まれて”ななつ星”や”SL人吉号”が無くても充分に楽しめる線区です。特に沿線には桜が無数にありそれを絡めて撮影していたら咲き始めから散るまで撮り続けてもまだ足りないくらいだと思います。また、普通列車の分数はキハ40と言うのも魅力の一つです。 19,03,15 14:49頃 坂本―段 1227D Canon EOS1DX MarkⅡ