DT200Aの庫 (goo-blg)

蒲原鉄道の想い出と保存車両

 今回の撮影では五泉あたりをウロウロしていたので期せずして蒲原鉄道の保存車両に出くわすことになりました。蒲原鉄道の加茂―蒲原間が廃止となって20年以上たっていますが、あれほどインパクトのある私鉄は他に無く、廃止となって久しい車両に出くわすと旧友にばったり逢った様な思いになります。


 五泉の街中でマクドナルドを探しいて、たまたま迷いかんだ総合体育館の敷地内に保存されていた車両です。ナンバーを見てくるのを忘れてしまったのですがワンマン対応された3扉車であることからモハ41型と推測されます。 08,05,05


 馬下でシゴナナの撮影を終え栃尾・上条経由で小出ICから関越道に乗ろうとカーナビをセットし、指示されるままに村松の街を出ると突然見覚えのある景色に出くわしました。いったい何処だろう?思わず車を止めて周囲を見回すと、次の瞬間ここが85年に廃止となった冬鳥越駅近くと言うことがわかりました。確かこのあたりで廃線跡を利用して保存車両があった事を思い出しゆっくり車を走らすと程なく懐かしい車両が眼に入ってきました。 08,05,06


 現役時代の蒲原鉄道の写真をご紹介したいと思います。加茂―村松間が廃止前で最後の日曜日となった85,03,24は動ける車両を総動員して別れを惜しむ乗客の対応していました。
 この日は太平洋岸に低気圧が通過していて関東地方は今にも雪が降りそうな日でした。上野発車時点で(当時は東京乗り入れ前)スキヤーでデッキまでいっぱいの上越新幹線で大清水トンネルを抜けるとそこは雲ひとつ無い晴天でした。車内では感歎の声が上がったのが印象的でした。
 当日は燕三条でレンタカーを借り一日思う存分蒲原鉄道を撮影しました。さすがに雪国とは言え3月ともなると雪はだいぶ緩んできます。この撮影ポイントに着くまでに私は雪を踏み抜いて小川に足を取られました。しかし同行いたI氏はなんと肥溜めに足を突っ込んでしまったのです。幸いにも冬で肥溜めも少し固くなっていたこと、更に靴の底だけですぐに足を引き抜いたのが幸いしました。帰りの上越新幹線の車内で臭いだしたら嫌だな!と思っていたのですがそれもなく、燕三条から乗った上り自由席の車内では新潟での結婚式帰りの長岡機関区の国鉄職員が長岡で何人も降り、長岡からラッキーにもそこに座ることが出来ました。早速一日の臭覚…もとい収穫を祝ってビールで乾杯したことを思い出します。 ちなみに冬鳥声付近では線路跡の築堤がはっきり残っていて懐かしさが込み上げてきました。  蒲原鉄道大蒲原

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