DT200Aの庫 (goo-blg)

07日は水郡線から磐越西線へ!


 まだ朝の6時過ぎでと言うのに素晴らしい光景に出逢って同行の美抑解様と堅い握手で喜びを共有したのは言うまでもありませんでした。ちなみに我々の左側にも多くの鉄ちゃんが構えていて前がちの撮影していましたが影が抜け切れず惨敗だったとおっしゃっていました。     15,06,07 西金―下小川 9820D 06:17頃  Canon EOS7D

 6月7日は美抑解様と水郡線から磐越西線へ撮影に向かいました。前日の西濃鉄道撮影の疲れはない訳ではないものの梅雨入り前の貴重な晴予報ですので気合いで01:50に起床し3時に美抑解様のお宅に参上。ただちに中央道から首都高速から常磐道に入ります。神奈川から東京、さらには茨城まで天気はあまり良くなくこの先の天気が思いやらます。
 まずは水郡線で水戸→郡山間にイベント列車として運転される新津運輸所のキハ40・48の国鉄色もどきか(以下:もどきと略)の常陸大子→水戸間の回送列車を西金ー下小川間で撮影しようと計画です。那珂インターを04:45降り、撮影現場には列車通過45分以上前に到着。天気は雲は多いものの急速に晴領域が広くなっている状況で期待が持てます。しかし、それ以上に涼しいを通り越して寒いのには閉口。茨城や福島は朝夕は肌寒いかな?と思い念のために長袖を着て来たのですがそれでも寒くて耐えられず車にあった膝掛けにくるまっていましたが気温は6月だと言うのに10℃前後は驚きでした。
 まだまだ雲は多いもののもどきの回9820Dは現場を06:20頃に通過。なんと奇跡的に晴で撮れてまだ朝の6時過ぎだと言うのに美抑解様と渾身の握手をする事が出来ました。
 そこ後は水戸→郡山間のイベント列車は撮影せずに北上して磐越西線へ向かう事にします。
 常陸大子からひたすら北上して矢吹市街へ。国道4号に出て鏡石スマートインターから東北道ー磐越道と走り磐梯河東インターを08:20頃に通過しまし、東長原ー磐梯町間の撮影地には08:40に到着する事が出来ました。ここで6月中で運用を離脱するの国鉄色485系を撮影することにします。磐越西線を代表する撮影地で、美抑解様は今年になって何度かここで撮影しているものの納得した撮影が出来ず、この日が3回目との事で気合いがひしひしと伝わって来ます。美抑解様の熱意が通じたのか、はたまた偶然なのかは定かではありませんが引退が迫っている国鉄色485系の3234Mは快晴の会津路をその貫禄を誇示するように現場にはその姿を現し、撮影現場を09:17頃に通過して行きました。


 美抑解様のご案内で定番撮影地よりすこし目線の高い場所で撮影する事が出来ました。飯豊の山々も6月ならこれくらい出でいれば大満足です。さらに田んぼに水が入って水鏡になりこれは解脱ものです。     15,06,07 東長原―磐梯町 3234M 09:18頃  Canon EOS7D

 3234Mの折り返しの3233Mは太陽が高く撮影には不向きですが磐梯山もクッキリ見えてそれはそれは素晴らしい天気ですので更科(信)ー磐梯町間で撮影する事にします。この日、磐越西線は水郡線でイベント列車に充当されたもどきの返却回送も設定されているので(あと私たちは眼中になかったのですがDE10の゛ばんえつ物語゛もあります)ので沿線には多くの鉄ちゃんが押し寄せこの撮影地も50人近くの鉄ちゃんがカメラを構えていてビックリでした。
 3233M撮影後はお腹もすく時間なので昼食にする事にします。いつもの会津坂下の゛水車゛は少し遠く、撮影の合間に往復は無理なのでiPhoneで探すと磐梯町のシグマ工場近くに良さげな店を見つけ向かいましたが、現地ではなかなかお目当ての店が見つかりません。ネットで検索した地図を便りにウロウロすると゛アレかな?゛とらしき建物を見つけ恐る恐る戸を開けるとそこがお目当てのお蕎麦屋でした。世の中に隠れ家的お店と言うのは良くありますが、農家の建物の裏になり道から完全に隠れていて見えない店と言うのはなかなか珍しい気がします。
 お店の人(オーナーの奥さん)によるとお店は予約が基本との事で今日はたまたま食材が全て揃っているから対応してくれるとの事で、ざる蕎麦と天ぷら(天ざるはメニューにないとの事)をお願いしたい事の様です。
 とてもフレンドリーな雰囲気なお店で雑談をしていると手打ち十割蕎麦が出て来ました。天ぷらは全て山菜の天ぷらで(某鉄道趣味雑誌の編集長は゛草をだけを喰わせる天ざるは天ざるじやない!エビ天があってこその天ざるだあ!゛と言い張っていますが?)したが味は期待した以上で再訪する事になる予感!
 とても美味しいざる蕎麦+天ざるをいただき、午前中の撮影成果と共に満足感を浸り店を後にしました。
 午後は美抑解様のご推薦で更科(信)ー翁島間で水郡線イベントに充当もどきの新津への返却回送の9233Dを撮影して、次に国鉄色485系3238Mを撮る撮影地へ移動するために二代目FORESTERを農道を運転中、農道から国道へ出る際に前を走っていた農家の軽トラが国道の一時停止後、坂道発進を失敗し突然退行し前車発進待ちをしていた02我が二代目FORESTERのバンバーに衝突してしまいました。すぐさま警察に速報。とりあえず美抑解様には私が事故対応をするから国鉄色485系を近くの踏切で撮影していてもらい、幸いにもすぐにやって来た警察官と相手側とで事故処理をしている間に国鉄色485系3238Mが通過。美抑解様はそれでも撮影出来たものの私はただ゛見る鉄゛でした(ちなみに事故の責任割合は0:100でこちら側に過失は全くナシで修理費は全額相手側保険会社負担)。
 事故で怪我などは両車ともなく車の破損状況も極めて軽微で運転にはまったく支障なく(林道などのダートで小枝に擦った程度の傷だけ)幸いにも事後処理も順調に進み撮影を続行する事にしました。
 気を取り直しでもどきの追っ掛けを開始します。実はこの日、磐越道会津坂下インターから西会津インターまで工事のために終日道区間は通行止めで追っ掛けにとってはかなりのハンディとなります。そのため翁島から塩川へ抜け山都へ抜けるルートで追っ掛けを敢行しましたが、あまり慌てなくても十分に目的地である上野尻駅付近に到着出来る事が出来ました。ここでは6月としては極めてクリアな空気感のおかげでクッキリと出ている飯豊連峰をバックにもどきを撮影。その日本離れしたスケールの大きな構図に感動し、当然の様に美抑解様とは堅い握手をする事が出来ました。


 美抑解様は”日本離れしたスケールのデカイ構図だなぁ!”とおっしゃっていましたが私もさの通りだと思います。このような風景にもどきとは言え国鉄色の車両はとても似合います。    15,06,07 野沢ー上野尻 回9233D  16:00頃  Canon EOS7D

 上野尻の撮影後は本日最後の撮影地へ向かいます。磐越道通行止めで普段より相当に混雑する国道49号線を会津坂下インターへ向かいます。会津坂下インターから磐越道に乗り会津河東インターへ向かい、会津河東インターからは国道で磐越西線では有名撮影地のひとつである磐梯町ー更科(信)間へ。撮影地に到着するとすでに多くの鉄ちゃんが三脚を立てていました。私も最前列でしゃかむ形で場所を確保していると地主の方が表れ一瞬、退去を命じられ険悪な雰囲気になると思いきやゴミ等を必ず持ち帰る等の常識的な注意を受けただけでとかく鉄ちゃんの行動には厳しい地主さんのフレンドリーな対応には、言い方に語弊があるかも知れませんが意外でした。
 本日、最後の撮影は国鉄色485系の3240Mです。この日、天気予報からは夕方には雲が出ると予想していましたが、幸いにも薄雲は出たものの夕方まで晴ベースで磐梯山もくっきり見えます。さらにほぼ無風で水鏡も綺麗に出ています。そんか素晴らしい条件の元、今やJR東日本管内ては現役最後となった国鉄色の特急電車が夕陽でボディーを輝かせながらやって来て、こちらも完璧な条件下で撮影をするとこが出来て最上位な解脱に浸る事が出来ました。朝の一発と夕の一発は感動すら覚える手応えで美抑解様と朝以上に堅い握手をしたのは言うまでもありませんでした。
 これで怖いくらい充実した一日も終わりです。帰路のために磐越道猪苗代インターを18時過ぎに乗りました。日曜日なので行楽渋滞が懸念されましたが一時は10キロ以上渋滞表示だった東北道も途中で夕食をゆっくりいただいて時間調整をした甲斐もあり、私たちが通過する時間になると渋滞は全て解消し美抑解様のお宅に21:40に、自宅には22:50に到着する事が出来ました。
 まぁ~こんな充実した日(いろいろあった日とも言えますが・・・)も一年で何回あるかどうか?だと思います。きっと疲れているんだろうけど、それを感じる暇もない一日でした。


 充実した一日の〆にふさわしいカットとなりました。地主の方が現れた時は焦りましたが、ご厚意でつつがなく撮影が出来て本当に幸せでした。    15,06,07 更科(信)-磐梯町 3240M 17:32頃  Canon EOS7D MarkⅡ

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