北上駅発煙騒ぎで遅れに遅れて１時間以上待たされたものの晴ベースで撮影が出来たので、まぁ〜納得出来ました。ロケーションから言えば白いガードレールと背景の工場が気になります。ここよりさらに石鳥谷寄りの国道４号のオーバークロスの方が撮影地としては良いのですが徒歩となるとなかなか大変です。ちなみに花巻空港駅前のタクシーは２社ありどちらも０７時前には配車を開始すること事で帰りはタクシーを呼ぶと言う手もあります。 ２１，０６，２７ ０７：５８頃 花巻空港ー石鳥谷 ９０１０レ（８２分遅） ＥＯＳー７D ＭａｒｋⅡ
０７月末日完全退社に向けて年休（年次有給休暇=有休）消化のために仕事の日数よりも休みの方が多くなっていて０６月下旬も２４日が一向勤務の非番（アケ番）でその後は月末まで休みというありがたい勤務になっています。
さて、この連休をどうするか？梅雨のど真ん中で撮影には適さず、たまたま休みの期間がＪＲ東日本全線乗り放題の大人の休日クラブパス発売期間で４日乗り放題で１５,２７０円。一日４,０００円弱で遊べる（遊んでいただける）のでこれを使って久々に乗り鉄する事にしました。一応は知らずに現地で〝こんな列車走っていたのぉ！〝なんて撮れずに嘆かない様に、頂いている情報を調べてみると２７日の朝に盛岡着でカシオペアが運転されることを知りました。ちょうど２６日は国鉄時代からの歳上だけど後輩にあたる人が定年退社のお祝いがあるとお誘いを受けました。それは１２時に御徒町駅に集合とのこと。その呑み会が終わってから北上すればちょうど良い様です。行ったお店は蔓延防止法はどこ吹く風という感じのお店で時間制限もなくグループで入っても大丈夫と言うお店でしたが自らの感染対策はしっかりしないといけないのでマスク会食に徹して、飲み食い以外はマスク着用を心がけました。
程よく酔っ払ってから東京駅１４：３６発の東北新幹線〝やまびこ〝で盛岡へ向かいました。
ｇｏｔｏトラベルが中断され瀕死状態の各地のホテルでは今までありえない金額で部屋を提供していて盛岡駅前のホテルもシングル３,８００円を見つけて投宿する事にしました。
翌２７日は０４：１０に起床しシャワーを浴びてまだ静かな盛岡駅から０５：０３発の東北線上り列車に乗りました。天気は霧が出ているものなら晴れてきそうな感じです。
前日、東北新幹線は盛岡駅で下車せず北上駅で下車して北上ー盛岡間をロケハンした結果、花巻空港駅の北側の跨線橋から撮る事に。さらに北側の国道４号線のオーバークロスが撮影中としては良いものの、そこまで歩く気力はなく（多分、花巻空港駅から3キロくらい）乗り鉄の駄賃だからとガードレールや背景の工場は妥協する事にしました。
さて、肝心の９００９レ〝カシオペア紀行〝は花巻空港駅０６：３６通過なのですが時間になっても列車が来ません。もともと盛岡着を朝にするため時間調整のためにいろんな駅で長時間停車を繰り返す列車だけに遅れて来ると言うのは完全に予想外でした。鉄ちゃんの危険行為で遅れてるの？なんて思いツィーターで調べると、なんと北上駅構内で枕木が燃えて運転抑止されているとのこと。なんでこんな日に運転抑止になるの？まぁ騒いでも仕方なく、仕方なく運転再開されるまで待ちカシオペアを待つ事に。ＡＴＯＳ区間だとＪＲ東日本のホームページから運転状況が判るので助かります。もちろん、団体専用列車のカシオペアは表記されませんが前後の列車を見ていれば運転再開になったか否かは判断つきます。何度か遅れ情報をチェックしていると０７：２５頃下り線のみ運転再開されたとの事。あとは待つだけです。そして０７：５８頃にやっとカシオペアが通過。事前の情報では８１号機との事でしたがＪＲマーク付の８０号機でテンションは落ちますが、まずは晴れて撮れたので納得です。
その後は当初の予定通り釜石線の快速に乗って、釜石ー盛ー気仙沼ー一ノ関と乗り鉄するつもりで花巻駅まで来て、釜石線快速を待っていると無情にも乗る予定の快速列車はウヤになってしまいました。
さて、そうなると予定は大きく狂います。これからどうするか？〝カシオペアの回送列車となる回９０１０レは何処にいますか？〝と花巻駅の駅員さんに在来線状況が判る業務用タブレットを見てもらうと〝さっき盛岡駅を出たら様ですヨ！〝と教えてくれたので花巻駅よりは花巻空港駅の方が光線が良いので遅れてきた下り列車に乗ると、盛岡を出たばかりのはずの回９０１０レはなんと既に花巻空港駅に停車中で、私の乗っていた列車が到着する前に動き出してしまいました。どうせＪＲマーク付の８０号機と思っても取り逃した被写体は悔しくて堪りません。本当にやらせない気持ちでいっぱいです。おとなしく花巻駅の通過を撮っていればと悔やんでも後の祭りでした。
途方に暮れても仕方ありません。この後どうするか？とりあえず遅れてきた上り列車に乗ると車内放送で北上駅では既に発車したはずの北上線の列車が接続待ちをしているとの事。ここは後先を考えずに待ってくれてる北上線に乗換える事にしました。
寒河江駅では留置車両を撮影しようとしたら前に鉄子さんがいらしたので、その後ろ姿も絡めて撮影させてもらいました。山形ー寒河江間の往復しかしませんでしたが左沢線は撮影地らしい所はほとんどありませんでした。 ２１，０６，２７ １４：５２頃 寒河江駅 ｉＰｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
北上線の列車は北上駅を１５分遅れで発車。途中、ほっと湯田駅で上り列車を待った（交換駅変更）発車更に遅れが増して２５分遅れで横田駅に到着しました。横手駅では奥羽本線上り、下り共に接続待ちしていました。ここからは全く予定していなかった区間なので、時刻表アプリで調べながらかなり行き当たりばったりな感じになります。まずは上り列車に乗って新庄まで行く事にします。新庄駅には少し遅れて１１：５９頃に到着。陸羽東線１号編成お召列車の時に帰りに食べた改札横の蕎麦屋を求めて改札外に出たもののすでにその様な店はなくニューデーイズで米沢駅の〝義勇にくどまん中〝を見つけロング缶と共に購入し１２：１８発の〝つばさ１１８号〝に乗りました。
朝に花巻駅のニューデーイズで購入したサンドウィッチだけだったのでお弁当の美味さも相まってビールが美味しくあっという間に食べ終えてしまいました。その後は山形駅で下車して左沢線を寒河江まで往復した後、山形まで戻ってから仙山線で仙台に出て当初の予定で今回、４日間で一番の目的である仙台発品川行の〝ひたち３０号〝に乗車しました。
新幹線なら２時間もあれば充分なこの区間を５時間掛けて走る在来線特急はかつて一度、乗車したことはありますが震災後の常磐線全線開通後は初めてで楽しみにしていました。楽しみと同時に福島第一原発をこの眼で見ておきたいと言う気持ちもありました。仙台から水戸までほとんどが定尺レールで意図的に台車の上に先を確保してジョイント音を堪能しました。
品川駅には定刻の２２：５３に到着。すぐに横須賀線に乗り換え自宅マンションには２３：４０頃に到着。楽しい反面、自分の判断ミスで撮り逃がした被写体は悔しく、またダイヤ乱れでなる予定の列車がウヤとなるアクシデントの連続の一日でもありましたが、驚くほど疲れなかったのが意外でした。
仙台駅で品川の表記が出るのは東北新幹線開業前の繁忙期でも無かった（品川発はあっても着の設定は無かったと記憶してます）ので震災復興常磐線全線開通で初めて設定されたかもしれません。 ２１，０６，２７ １７：３７頃 仙台駅改札 ｉＰｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
