ご報告が遅くなりましたが04月01日〜03日に北九州へ桜満開の時期に国鉄気動車を追うことが出来ました。もともと銀ちゃん事、EF81303号機撮影のために計画したのですがお目当ての銀ちゃんは03月30日に鹿児島本線で2080レ牽引中に不具合が発生して撮影旅行中は修理中のため動く事がないと知り、それならと以前から気になっていた北九州の国鉄気動車を追う事にしました。おりしも桜満開で良いアクセントになり最後の国鉄気動車の砦で思う存分、撮影が出来ましたのでご報告いたします。
福岡空港から博多・新飯塚経由で田川後藤寺駅に降り立ちました。我々は後藤寺駅と言えば9600型が活躍して駅のイメージが強いのですが、この駅はその当時の華やかな時代の面影が色濃く残る駅でした。乗ってきた1547Dはすぐに1548Dとして新飯塚に戻ってしまうので階段を足早に登り、反対側のホームからギリギリ撮影する事が出来ました。 24,04,01 11:16頃 田川後藤寺 1548D (PS 露出補正) Canon EOS R6 MarkⅡ
以前乗り鉄しながらロケハンしていた時にここに桜の木があることを把握していました。今回は車窓から満開であるのを確認して田川後藤寺駅から歩いてここにやって来ました。足場は道路の歩道なのですが高いフェンスがあるので、折りたたみ踏台の上に乗り、さらにファインダーを覗けないので、モニターで撮影しましたが、これも今のカメラだかから出来る技です。 24,04,01 12:07頃 船尾―田川後藤寺 1549D Canon EOS R6 MarkⅡ
再び、田川後藤寺駅に戻り光線が少し変わったのでホームから違うアングルで撮影してみました。少し枯れ草が気になりますがバックいっぱいに満開の桜が入るので納得の一枚となりました。 24,04,01 13:07頃 田川後藤寺 1551D No001 (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
田川後藤寺駅から日田彦山線に乗り、採銅所駅にやって来ました。ここは観光地化していて鉄ちゃん以外に多くの観光客もいて、さらにはインバウンドがここにも押し寄せて多くの外国人の方の姿も見受けられ、人を入れないで撮影撮影する事はほとんど不可能に近い状態にまでなっていました。 24,04,01 14:30頃 採銅所 956D Canon EOS R6 MarkⅡ
この場所も乗り鉄で見つけた撮影地です。どうやって現地に行くか全く知識はありませんでしたが道から獣道が出来ていて簡単に上がることが出来ました。最近は撮り鉄のマナー問題がマスコミの餌食となり些細なことさえも槍玉に上りますが一般の人のマナーの悪さも同列に扱われてしまうのには疑問を感じます。画面右の人もコンデジを持って、なんの躊躇もなく柵内に入り込んでいました。まぁ、日本人そのもののレベルが下がっているので致し方ないのかもしれません。 24,04,01 15:02頃 採銅所 953D Canon EOS R6 MarkⅡ
採銅所駅構内で同じ構図を撮影しても仕方ないので駅の反対側に行ってみたら、小高い丘を見つけました。私有地なので直前まで道路で待機して列車が発車してからポジションに移動しました。こんなことさえも気にしなくてはならず鉄ちゃんも居づらくなりました。 24,04,01 15:42頃 採銅所 962D (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
福岡県警関係者より”採銅所駅は有名になりすぎたので、ゆっくり撮るなら香春駅がよろしいのでは?”とのアドバイスをいただいたので採銅所駅から移動してきたら、アドバイト通り誰もいませんでした。この広い構内も栄華の夢の跡です。 24,04,01 17:24頃 香春 970D (PS コントラスト修正・鉄塔消去) Canon EOS R6 MarkⅡ
やはり順光での撮影の方が綺麗に撮れますがベタと言えばベタですが・・・ 24,04,01 17:36頃 香春 959D Canon EOS R6 MarkⅡ
田川後藤寺駅の朝をこの眼で見たくて、翌日も訪れてみました。北海道のキハ40が壊滅状態になった現在、朝の通勤時間限定とはいえこの光景は貴重になりつつあります。 24,04,02 07:32頃 田川後藤寺駅 (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
02日の朝は天気があまり良くないのが残念です。午前中に後藤寺線1番線を発着する列車は桜バックになり、ねらい目です。 24,04,02 07:36頃 田川後藤寺 3920D (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ