いつも、こんな朝は湘南チサ區様は酒臭く蒙Aさんはドヨヨ~ンとしていて必然的に私の運転となるのですが、この日は湘南チサ區様も臭いはせず、蒙Aさんも会話について来れるので私が先に寝た後もあまり深酒はしなかったみたいです。
真っ暗な石巻市内を抜けてまずは前谷地6:53通過の651レを駅の東側で狙います。地図(カーナビ)で丹念にポジションを決めたおかげで陽の出直後のギラリを撮る事が出来ました。さらに牽引機は原色と申し分ありません。ただちょっと気になるのが今回は冬景色とカマとの取り合わせの予定だったためにモノクロフイルムを充填した銀塩カメラ(EOS3)しか持って来なかったのでオレンジ色に輝くDE10もただのギラリ写真になってしまったのがちょっと…笑
同行していただいた蒙Aさんからはキタムラ(地方都市を中心に店舗展開するカメラ店で鉄チャンでは結構重宝しているお店)でも行ってリバーサル買ってきたら?ともアドバイスも頂いたのですがまぁ、撮れればよいかとモノクロで撮り続けたのをこのときだけはちょっと後悔してしまいました。
DE10の右の庫の中にデコイチのテンダーが見えます。すでに火を落としている姿に心が痛みます。一日も早い復帰を祈るばかりです 08,12,16 Canon A570
前谷地で撮影後、小牛田駅の東側に移動し小牛田7:33発は653レを撮影します。この日は非常にラッキーでこの653レも国鉄原色機で気持ちよく撮影が出来ました。撮影後はせっかく小牛田まで来たのだからと運輸区に行ってみました。公道から火を落としたデコイチを眺めていると庫の人がいろいろデコイチの状態について説明してくれます。要はボイラーに致命傷があり動けないこと、そして今晩にも真岡鉄道からC11がやって来る事を教えてくれました。ひとしきり眺めた後は東北道大和ICに向かいます。宮城県内は晴天なのですが居ても撮影する対象物がないので通勤割引を使って米坂線へ移動しようという事になりました。
大和ICから乗って山形自動車道に入ると蔵王の山々が綺麗に見えてきます。14日は圧雪で速度規制もあったようですが、この日は路面も乾燥し心配なく走れました。 Canon A570
山形市外に10時前に到着し米坂線今泉駅には10:50頃に到着しました。山形県内に入ると天気は雲りでしたが、予報ではまもなく晴れてくるとの事だったので、道の駅で芋煮を食べて天候の回復を待ちます。
昼の時報を聞いたあたりから天候が急速に回復し小国まで移動したら快晴になっていました。この小国も数日前には一面銀世界になったようですが、ここに三日の好天ですっかり解けてしまい道路脇にも雪は見当たりません。
今日はA2後半の1130Dにキハ28・58の国鉄色コンビが充当されるという情報が掲示板に流されていたのでこれを撮ることにします。まずは越後金丸で撮影し、その後羽前松岡・手ノ子そして羽前小松と効率よく撮影が出来ました。なぜ効率がよいかというと普段は三脚を立てて最低限でもリバーサルとモノクロの2台を、さらに時間があれば一眼デジもセットするので私がいつも二人の足かせとなるのですが、今日ばかりは私が一番軽装備で撮影が終わった瞬間に移動開始が出来るので効率が良かったわけです。
1130Dを羽前松岡で撮影した頃にはすでに太陽は傾き、撮影はここまでと言った感じです。二人に赤湯まで送ってもらい、レンタカーは託し私は”つばさ122号”に乗るために指定席を発券します。今は特急停車駅の多くに自動の指定席発券機があるので自分の好きな席をいろいろ探せるので助かります。今回は0円券を全く発券していなかったので隣の席も確保してゆっくり座ることが出来ました。
”つばさ122号”は夕闇迫る東北を南下します。乗車前と車内でビールを3本飲み干したので福島駅到着前には睡魔に陥り、気がついたら大宮入駅直前でした。
東京駅に18:48に定時到着。東海道線のホームを見るといつもの帰宅ラッシュの景色を見て、この旅の終わりを感じました。
山形鉄道西大塚駅舎です。14日に赤湯-今泉間を乗車した際にすばらしい駅舎を見つけ、再訪を誓ったのですがこんなに早く再訪出来るとは思いませんでした。 Canon A570
最新の画像もっと見る
最近の「鉄ちゃん」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事