長野電鉄に無償譲渡され活躍していたHi-SE 08,09,12 長野電鉄信濃竹原-夜間瀬 Hi-SE Canon40D
小田急LSEに続き同Hi-SEも台車関係に亀裂が見つかり、戦線離脱したとニュースで伝えられたと今朝、友人から連絡が入りした。おそらくLSEの廃車作業の際に発見された台車部分の部品がHi-SEも酷似していたので念のために検査したところ同種の傷が見つかったと推測され、それが離脱要因のひとつだと考えます。具体的な場所は連接台車と言う極めて特殊な部分ですので推測さえもままならないのですが、多分台車そのものではなく、センタービンから車体側の付近ではないかと考えています。
LSEの3本の稼動編成だけならともかく2編成あるHi-SEまで運用離脱すると小田急のロマンスカー運用は大変に困難な状況になると事は素人目にも明白です。既にVSEの”ホームウェイ”運用が見られていますが今後はEXEは無論、MSEとVSEやRSEはフル稼働となるでしょうし、場合によってはEXEの6+4両での10両運用を分割して2運用をこなす事も考えられます。
またニュースでも触れられていますが長野電鉄に無償譲渡されたHi-SEも運用離脱した模様です。小田急の場合は大掛かりな検査が出来る施設があるのに対して長野電鉄はそれらの施設があるとは考えにくく、また連接台車というほとんどノウハウのない重要部品の検査ですのでかなりの時間がかかることは明白です。たぶん小田急から助言を受けながら検査となるでしょう。
長野電鉄では今年廃車予定の2000系のHi-SE運用代走も長期にわたる事になる事が推測されます。また2000系代替となるNEX253系の中古購入にも影響が出てくるのではないでしょうか?
とくに、かくにもLSE・Hi-SEの一日も早い復帰を望むことを祈りたいと思います。
ロマンスカー連結部に傷 小田急、5編成の運転休止
2010年1月21日3時42分 asahi.com
小田急電鉄(東京都)の特急ロマンスカーの2車種で、車両の連結部分の金属に複数の傷が見つかり、同社は計5編成の運転を休止した。長野電鉄(長野市)が使用する同型車両の2編成も検査のため運転を中止した。両社は別の車両で代替し、運行ダイヤへの影響はないという。国土交通省は小田急に原因調査を指示した。
国交省や両社によると、傷が見つかったのは小田急の7000形LSEの3編成と、10000形HiSEの2編成。いずれも、車両の連結部分の下部に台車(連接台車)が設置されている。
カーブなどで台車と車両の連結部分の金属柱がこすれる構造上の問題があった可能性や、20~30年前に運行を始めたので金属の老朽化が生じた可能性などがあり、原因を調べている。傷の長さは最大で7.5センチで、深さは正確に計測できていない。同省は、「傷が深ければ走行に危険が生じる恐れもある」と指摘する。
小田急によると、傷が見つかった部分は、日常的な点検の対象でなく、今後、点検個所の見直しも検討する。復旧には少なくとも1カ月以上かかる見通しだ。長野電鉄は2005年8月、小田急から10000形2編成を譲渡され、特急「ゆけむり」として運転している。
この2車種は運転席が2階にあり、前方の見晴らしがよい先頭車両の展望席や赤い塗装が人気。(佐々木学)
なお、長野電鉄のホームページには下記のリリースが掲載されていました。
1000系「ゆけむり」の運休について
いつも長野電鉄をご利用いただきましてありがとうございます。
1000系「ゆけむり」は臨時検査のため、当面の間、全車両の運転を休止し他の車両で運行いたします。
お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
尚、今後の情報につきましては当ホームページにて随時ご案内いたします。
藤沢駅で東海道線ホーム上にある80系電車を模したKioskと並ぶLSE 07,10,30 小田急藤沢 LSE
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