炎天下の中のラッセル車とはなんともミスマッチさのものです。 10,08,28 津軽鉄道五所川原ラッセルデモ運転 Canon EOS50D
8月28日(土)~29日(日)の週末は青森県の津軽鉄道開業が開通80周年を向かえ、我々にはたまらないイベントが多数開催されると言うので出掛けて来ました。
考えてみればただでさえ8月は暑くて鉄ちゃんから縁遠くなるのに、今年は更にインターフェロン投薬(注射)後の副作用による倦怠感で出不精になり気が付いてみれば8月は4日に半日だけ小湊鉄道へ撮影に行ったきり、何処にも鉄ちゃんに出掛ける事はありませんでした。それだけに今回のイベントには期待をしていました。その表れとして私の行動パターンとしては珍しく、当日の天気がどうであろうと出撃するぞ!と言う気持ちの現われとして直前キャンセルし辛いびゅーツアーを7月の下旬には同行のもーたーまん様の2名分を予約したほどでした。
弘前駅に到着すると東北新幹線新青森駅開業99日前でした。ずいぶん先の事と思っていただけに99日の日数は開業間近を印象付けます。 10,08,27 弘前駅 Canon A1000IS
駅から5分程度の至近距離にある津軽居酒屋”わいわい”です。二人で普通に呑んで1人/3,500円程度でした。またの機会があれば是非とも訪れたいお店です。 10,08,27 弘前駅 Canon A1000IS
さて、天候に左右される事なく出撃する決意とは裏腹に当日の天候が気になりだしたのは、出発の5日前くらいでした。週間予報ではけして良い天気とはいえない状況でしたが、天気図を見ると北海道を帯状に通過する雲が少しだけ南北に移動するだけで、天気が大幅に変わる様子なので諦める事無く当日を楽しみにしていました。
現地入りはイベント前日は8月27日(金)に東京11:56発の”はやて17”号~”つがる17”号で弘前入りしました。今回の津軽鉄道のイベントは我々が暇を与えないほど盛りだくさんの企画が計画されているために「今夜はゆっくり呑もう!」と言うことになり、弘前駅前の高級ビジネスホテルに荷物を置いた後、上り”あけぼの”を弘前駅まで眺めに行き、その足で地元の人が経営すると言う居酒屋に向かいました。実はこのお店、私がインターネットで検索してチェックしておいたお店なのですが、ご同行いただいたモーターまん様からもお店をチャックしたメールを頂いて、考えているのは同じ!と思わず苦笑してしまいました。
実際、このお店ははアタリ!だったようで店内は活気があり料理も地場のお魚や鶏肉が美味しく、久々に日本酒も呑んでしまうほどでした。
弘前駅から大釈迦駅まで列車移動でしたので車窓から見て良さそうな川部駅で降りて4001レ”日本海”を撮影しました。出たとこ勝負ですから致し方ないですが、結果論から言えばさらにひとつ先の北常盤駅の方が撮影に適していたかもしれません。この4001レの先行で大曲花火大会臨で運転されている583系の回送(回9613M)がやって来ましたが下調べをしていなかったので、慌てて撮影する羽目になってしまいました。 10,08,28 川部 4001レ Canon EOS50D
28日(土)は霧の夜明でした。しかし霧と言う事は天候回復に期待が出来ます。その予想は的中し、7時を過ぎると青空が見えるようになってきました。実はこの3日間はレンタカーを予約していたのですがつい先日、盛岡に転勤となったマチさんが購入されたばかりの愛車で出撃され、なおかつ車内に余裕があると言う事で急遽、レンタカーをキャンセルしてマチさんの車に便乗させてもらう事にしました。マチ様は前夜の盛岡入りしてサウナで仮眠していた那須啓様と合流した上”日本海”を秋田県内から追っかけて撮影してくると言う事でしたので、撮影後ピックアップしてもらおうと大釈迦駅で待ち合わせにし、それまで4001レ”日本海”と2001レ”あけぼの”を列車移動で撮影しながら大釈迦駅へ向かいました。
そして予定通りマチ様に大釈迦でピックアップしてもらう事が出来ました。実は今年の酷暑は北東北も例外ではなく以前にこの時期に北東北を訪れた際は日中でも27℃であったのに、今回は9時を過ぎには30℃を超えだし、朝だけの撮影だけでも少しバテ気味になっていただけに冷房の効いたマチさんの車の車内に入り、本当に助かった気分にありました。
マチさんの車の後部座席で快適環境でくつろいでいると、車はいつしか五所川原の津軽鉄道のイベント会場へ向かっていました。現地では今回の津軽鉄道80周年のイベントを立案から携わり、更には当日の責任者として進行まで手がけているぴー助様の所に表敬訪問をしました。炎天下の中、精力的に活躍するぴー助様に感謝と激励の言葉を掛けて、その場を後にしました。まぁ、ぴー助様ご本人にしてみれば、この忙しいのにうるさい奴が来たものだ!ときっと思ったと思います…笑
今日のメインターゲットは午後に運転されるDD352+オハ46+オハフ33+タムの混合列車です。その列車を自分の気に入った場所で撮影するために早い昼食後(マチ様ご推薦の五所川原きってのラーメン屋に入りました。)、撮影地で築堤の整備をして列車を待つ事にしました。しかしこの間、とにかく暑さには閉口してしまいました。北海道ほどの快適さ望みはしませんが、それでも首都圏の暑さからは避けれたと実感できる涼しさを期待していたのですが、それは許されない様で日影に車を停めても、流れる汗は止まる事はありませんでした。
心配した天候も崩れるどころか、午後になるほど安定してきて、雲を気にせず混合列車を撮影する事ができました。実は以前から厳冬の津軽鉄道より、稲穂が頭を垂れる夏の牧歌的な津軽鉄道に魅力を感じていた自分にとって夏は通常運転されないために長年の懸案だった夏の客レが撮影でき、もうこれだけでこの地に訪れた甲斐があったと思うほど、納得の行く写真が撮れ幸せでした。
このイベントのために検査を通したタムのタンクが輝いていました。2軸のタンク車は味の素社有貨車以来ではないでしょうか…?こちには1段リンク車と言うのが更に驚きです。
正直、天候は諦めていただけにこのように西陽を浴びた混合列車が撮れて、来た甲斐があったというものです。 10,08,28 津軽鉄道毘沙門 混103レ Canon EOS50D
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