DT200Aの庫 (goo-blg)

津軽鉄道80周年イベント VolⅡ


 この編成でワフでも付いたら昭和中期の貨物列車そのものと言っても過言ではないと思います。まるで子供の夏休みの絵日記みたいです。   10,08,29 津軽鉄道十川 上り貨物 Canon EOS50D

 29日は6時にホテルを出発します。前日の夜には一度は出撃を取り止めたはずの美抑解様(本人の申し出は体調不良による出撃断念と言う事ですが、我々は天気予報を見て見切りをつけたものの、実際には予報が外れて再出撃してきたと言う事になっていました。)が五所川原駅に降り立ち、その流れで今日は7人乗りのエクシーガに5人乗る事になりました。ただ丸腰の5人ではなく、機材が満載の5人ですのでその狭さたるや、その凄まじさは想像を絶するものでした。
 まずは吉野家で朝食を済ませてから前日にチェックしておいた撮影地に向かいました。実は朝一番のイベントはDD352+トム+トム+タム貨物列車の復活運転と言う今回のイベントのメイン列車なのですが運転区間が五所川原-津軽飯詰間と数キロと短く、これと言った撮影地がなく前日から丹念なロケハンをするものの、これといった撮影地は見つかりませんでした。致し方なく五農高前駅の津軽飯詰寄りの踏切から撮影する事にしました。まずは線路脇の草が凄いので全員で草刈をして撮影整備をします。天候は雲が多いものの、青空もあり期待が出来したのですが、草刈の苦労もむなしく貨物列車が通過する際はちょうど雲がかかってしまい、がっかりしてしまいました。
 通過後は津軽飯詰駅へ移動して入場券購入の上撮影会に望みます。天気は薄雲がかかっていましたが淡い光線がなんとも素晴らしく、モノクロフイルム撮影に適した条件でした。しかしこの好条件に浸って長居をすると上り貨物列車が撮れなくなるので、時間を決めてすばやく撮影を終え、移動します。上り貨物列車は十川駅付近で撮影しましたが、ここでは光線にも恵まれ納得行く撮影が出来ました。
  

 貨物列車撮影後十川駅付近でエクシーガを前に記念撮影をしているとなんと津軽鉄道のDCがやって来ました。セルフタイマーで撮影しているのに、まるで狙ったみたいな絶妙なタイミングで列車が写りこんでいるのをモニターで見て一同驚いてしまいました。   10,08,29 津軽鉄道十川 記念写真 美欲解様撮影・提供

 貨物列車撮影後は次の撮影はお昼前。それまで1時間強、時間があるので五所川原市街地の大型ショッピングセンター内のマック(関西系の言い方ではマクド)で涼をとることにしました。そう、昨日にもましてこの日は暑く、10時頃には30℃を超える程で屋外に居るとむやみに体力消耗をしてしまうので体力温存のために避難する事にしました。
 この日、午後からは客レが運転される計画されており101レ~102レはDD352+ナハフ+オハ+オハフで、103レ~104レはDD352+オハ+オハフ+タムで運転されるとの事。101レ~102レは編成は捨てがたいものがありますが太陽が高い時間帯の運転のために撮影には適していません。実質は103レ~104レがメインと捉えて計画を立てます。いろいろロケハンをして川倉-大沢内で好撮影地を見つけ北東北の夏とは思えない炎天下の中で線路際の草刈をして(私は前日に草刈をしたために手のひらに血豆が3つ出来てしまい、カマを握る事が出来ず現場指示にまわりました。)
 しかし、この撮影地でも暑かったぁぁ!…田んぼの真ん中の撮影地のため涼を求める場所がなく、苦肉の策として農道の邪魔にならない場所にマチさんのエクシーガを停めて影を造り、その日影で列車待ちをした程でした。さすがに日陰に入ると心地よい風が汗を乾かしていきます。
 さて、もともとこんな好天に恵まれるとは思っていなかったの、予定では弘前16時過ぎの列車を予約していました。計画・申込段階でもう1本遅い列車と”つがる~はやて”とどちらにするか悩んだのですが、東京駅が21時過ぎと22時過ぎでは翌日の疲れを考えると早目の列車が良いかと選択した次第でしたが、これが大誤算でその列車に乗るためにはメインの104レが撮れなくなってしまうのです。どうするべきか悩んでいると、マチさんが”盛岡まで送るので。盛岡駅から乗ったら?”と提案してくれました。時刻を調べると、マチさんの評判の運転なら予約した”つがる28~はやて28”には弘前駅からでは無理なのに、何故か盛岡駅から”はやて28”に乗れそうと言う事で、ご提案の計画でお願いする事にしました。実際は予想より更に早く盛岡駅に到着し駅構内で思いもかけずに冷たい生ビールが呑めるほど時間がありました。


 正直、週間予報を見たときは天気は諦めた程でしたのでこのような晴天の下、撮影が出来て本当に幸せでした。ちなみにタムは常に客車の最後部に連結されていて、たまには機関車次位に連結して欲しいとは誰でも思うのですが、タムのブレーキの信頼性を考えるとこの組成方法しかないとのことでした。    10,08,29 津軽鉄道川倉-大沢内 混104レ Canon EOS50D

 この夏、最高に楽しみにしていたこの2日間、週間予報では曇時々雨ベースの天気予報でしたが、実際は晴ベースで終始し天も我々の期待に応えてくれた様です。更に今回しいくつもの素晴らしいイベントを企画・実施していただけた津軽鉄道とイベントの実務・進行につかれたぴー助様には本当に感謝するしだいです。

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