DT200Aの庫 (goo-blg)

21日は「しなの鉄道」へ行って来ました!


 なんでも、戸倉出区の際にパンが上がらず、そのため坂城到着が少し遅れましたが、坂城の停車時間で定時に戻っていました。  13,04,21 しなの鉄道坂城 9628M 7分延 09:04頃  Canon EOS7D

 21日(日)はいつもお世話になっているピー助君から、しなの鉄道様の全面協力のもと4月末で完全引退する同鉄道の169系のチャーター列車の撮影のお誘いをいただきましたので、喜んで参加させていただいてきました。このチャーター列車は戸倉(08:53)→軽井沢(12:00-13:21)→屋代(14:56-14:350)→戸倉(15:56)の行路で運転されるとの事で、そのうち戸倉→軽井沢間は撮影用で途中駅で停車しながら軽井沢に向かい、復路の軽井沢→屋代間は乗車をメインに運転されるとの事です。当初は湘南色のS52編成の3両編成で運転される計画でしたが、計画立案段階でS51編成も湘南色に変更されたとの情報が入り急遽、6連で運転される事になった様です。


 晴れていたら真逆光になってしまいますが、曇で撮影が出来ました。   13,04,21 しなの鉄道坂城 スイッチャー 08:49頃  Canon EOS7D

 ピー助君は”何かを持っている”らしいとの噂を線路際で良く耳にします。今年2月の青森・函館の撮影ツアーでも天気図を見る限り日照時間はほぼ見込めないにもかかわらず、ぴー助君の撮影チームが行くところ、行くところ撮影時間帯はほぼパーフェクトに晴れていたと言う伝説を作った人物です。今回もその何かを期待して参加の申込をした次第です。しかし数日前からの天気予報では21日は全国的に天気が芳しくないと繰り返し伝えていました。さすがに強運のピー助君もこの定期図ではどうしようもないだろうな?と思っていたところ、前日より長野の天気予報がなんと平野部でも雪に変わっていました。晴れるのは無理と思ったのでしょうか、ぴー助君はなんと4月の半ばに信州に雪を降らせると言う”なにか”をしでかしたようです。
 晴至上主義者の私は基本的に太陽が見えない条件では撮影はしません。ですからもし21日が雨だったら1枚くらい撮影した後は美味しいお蕎麦を食べに行って、温泉に入って夕方に帰るつもりでした。しかし雪、更に積雪となると話は別です。季節外れの積雪はそれはそれで写欲がそそられるものです。


 この撮影地はバックの樹木はうっそうとして良い撮影地でしたが、いつの間にか伐採されて民家が見えるようになってしまってガッカリです。   13,04,21 しなの鉄道西大屋-田中 9628M 10:20頃  Canon EOS7D

 21日は帰り道の渋滞が憂鬱に思えたのでピー助君の斡旋で往復新幹線で上田でレンタカーを借りる事になりました。当日は東海道線新橋駅改良工事で始発から18時頃まで東京-品川は運休となるため東京駅には横須賀線で向かいました。
 東京駅に着いて、新幹線ホームに上がると乗車する”あさま501”号発車5分前でした。東京駅からは本日、行動をお供していただける夜間軌行様と一緒となります。
 ”あさま501”号は定時に東京駅を発車します。途中、4時起床の眠気が出てきて、高崎の先からうつらうつらしていました。ふと目を開けると何と4月半ばと言うのに一面銀世界です。区間はどうやら軽井沢-佐久平間の様です。積雪は予想していたもののこれだけの積雪にはたまげました。積雪の量が半端じゃなく10センチくらいあります。


 小諸-軽井沢間は定期普通列車の直前を走ったためにホームに乗客がいて絵になりました。まるで306M”信州6号”が御代田駅に到着したように見えます。   13,04,21 しなの鉄道御代田 9628M 11:53頃  Canon EOS7D

 上田駅に着いて早速、駅レンタカーの営業所に駆け込むとなんとスダットレスタイヤを履いている車がなく、今から履き替えるから待っててくれと言う始末。こちらは時間勝負なのに何を今さら・・・時間も惜しいが安全も大切です。10センチ以上積もった雪の中をノーマルタイヤで運転するのは無謀の一言です。もし圧雪の道路をノーマルタイヤで運転して事故を起こして他人を殺めてしまったら取り返しのつかない事態になってしまいます。撮影のためのチャーター列車の時刻は迫っているもののタイヤを夏→冬に交換する間、待ちぼうけを喰らってしまいました。
 だいたい駅レンの営業所に入るやいなや応対の人は”夏タイヤじゃ~嫌でしょ?”と聞く始末。”この圧雪を夏タイヤで走って事故を起こしたら、運転している自分達共に車を貸したあなた方も罪に問われますヨ!”と言うとやっと交換作業を始めましたが、私達が到着前に既に交換作業に入って欲しかったものです。交換作業は30分掛かると言う話でしたが、結局は20分で終わり即出発したので当初の坂城からの撮影に間に合いました(余談ながらピー助君が借りたNレンタカーはなんとノーマルタイヤの車を貸し出し、抗議すると契約内容にはスダットレスタイヤ装備とは一言も書いていないと開き直ったそうです・・・)。
 21日の天気を結論から言うと朝のうち雪→雲→午後からは時々晴でした。坂城から169系の列車を追いかけていると晴れ間は出なかったものの天気がどんどん回復していくのが手に取る様にわかりました。田中あたりではかなり明るくなり露出を心配する必要はないほどでした。


 列車に乗るとサボ類を入れ記念撮影しました。    13,04,21 しなの鉄道軽井沢駅停車中記念写真 9649M 13:12頃  ひだ号君撮影   Canon EOS7D

 今回のチャーター列車は戸倉→軽井沢の列車は撮影用として乗車は出来ませんでしたが、復路の軽井沢→屋代間の列車は乗ってもOK!別行動で撮ってもOK!と言う事になっています。天気も劇的には回復出来ない様だし、国鉄急行型電車に乗車出来るのも、もうこれが最後・・・と考えて急遽レンタカーを軽井沢駅で返す事にして(電話一本で変更出来るのは便利です!)軽井沢から屋代まで169系に乗ることにしました。しなの鉄道に残った169系は全てオリジナルのボックスシートではなく回転可能なリクライニングシートに置き換わってはいますが、乗ってみれば急行全盛期を髣髴する走りはまだ現役蒸機があった時代に乗った急行゛アルプス゛や゛妙高・信州゛を思い出させてくれました。いつしか寝入ってしまいましたが、平行カルダンの惰行音と定尺レールのジョイント音を子守歌にうたた寝していると中津川機関区や木曽福島機関区のD51を撮りに行くために乗った急行゛アルプス゛に乗った事の情景が蘇って来ました。


 軽井沢で横川釜飯を買い込んで軽井沢→屋代間の車内でいただきました。他の人も考える事は同じようでデッキには空の容器が積まれていました。整然と積まれて空容器はこのツアー参加者の規律ある振る舞いを象徴しているようです。    13,04,21 しなの鉄道小諸停車中釜飯の空容器 9649M 14:37頃  Canon EOS7D

 約90分の急行電車の旅は屋代で終わりです。乗車した方々はここで長野行の”信州59”号と湯田中行の”志賀59号”が分割されると妄想にふけって降車します。
 降車後は簡単な撮影会後、流れ解散となります。ご同行頂いた夜間軌行様と屋代16:00の上り普通列車に乗車して上田駅で”あさま”号に乗換えましたが、日曜の午後で更に長野ではフルマラソンが開催されていたので自由席は混雑が懸念されていましたが、やって来た列車の自由席は意外にもガラガラでした。東京には18時過ぎに到着し自宅には20時前に戻る事が出来ました。


 この日、唯一太陽が覗いた時のカットです。   13,04,21 しなの鉄道屋代 回9654M 15:15頃  Canon EOS7D

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コメント一覧

ひだ号
先日は、お疲れ様でした。たまには乗り鉄もいいものですね。屋代で降りないで、あのまま急行志賀で湯田中へ乗り続けていたかったです。
連絡急行券80円は、どんな切符なんでしょうか。気になりました。
当時の河東線は通票閉塞でしたから、雨宮や綿内などで通過授受が見れたのかなぁ~。妄想が止まりません(^_^;)
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