前日の豪雨で流れ込んだ雨水で水田の水位が上がり、水鏡になっていました。それはより線路際の草はボウボウで、何とかしなくてはなりません。 23,06,03 16:26頃 東大宮―蓮田 9011レ (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
季節外れの台風が日本列島に近づき、刺激された梅雨前線が刺激されて西日本から関東地方まで記録的な雨量を記録。東海道新幹線も久々に二日間にわたりほぼ24時間も運転抑止され、新幹線ではあってはならないターミナル駅以外での前途運休や運転再開時前の各駅の混乱など、元職場がニュースに出るたびに出勤していたら大変だろうなぁ!と憂慮していました。
その豪雨も03日の朝のうちに上り、午後からは夏の陽射しが復活して来ました。そうなると何処かに撮影に行きたくなります。調べると上野駅15:50発で9011レカシオペアが運転されるではありませんか?
それではと昼食を済ませてゆっくり列車に乗り、東大宮ー蓮田間の通称:ヒガハスへ向かう事に。蓮田駅を降りたら完全な夏空でした。
徒歩で撮影地に向かうと線路際の草はボウボウで撮影のコンディションとしては最悪です。第三代目D型FORESTERで来ていれば移動する選択肢もありましたが、それも叶わず、このヒガハスで何とか撮るしかありません。前夜の豪雨で田圃の水かさが増えて水鏡になっていました。この水鏡を活用して撮影する事に。幸い、雲がでてきたものの雲の切れ間にカシオペアが来てくれて、納得いく撮影が出来ました。
通常、甲種回送はここを10時頃に通過されるので。この光線で甲種回送を撮影出来ることは非常に珍しい出来ごとです。 23,06,04 07:24頃 大船―戸塚(横浜羽沢) 遅9866レ (約780分遅れ) トリミング (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
翌04日も綺麗な青空の朝を迎えました。前日は雨量が規制値を達したために東海道線は終日運転見合わせとなり貨物列車も大幅に遅れていて、一部の列車は24h手配(始発または途中駅で停車させて翌日の所定時刻で運転させる貨物列車独特の運転方法)で運転されている貨物列車もありました。
夜明け前からベッドで窓の外の貨物列車通過音を気にしていると、時刻通りには運転されていないことが判ります。明るくなり身支度をして、そそくさと戸塚駅付近の撮影地に向かいます。この撮影地、先客が2人いたらアウトの撮影地(本当はおひとり様がベストなのですが?)です。幸いにもご近所の鉄ちゃん一人だけだったので、脚立に乗って後ろから抜かせてもらう事に。
貨物列車は予想通り遅れに遅れていて500分以上遅れている列車もあれば、いつもは遅れてくる事が多い5086レが定時で来たりと、混乱しているのが判ります。中でも06時台に05分ごとに何本も貨物列車が上って行く光景には、東京貨物ターミナル駅での収容能力の高さを実感した次第。
通常は5086レを撮影すると引き上げるのですが、この日はこの後にEF65PF牽引の甲種回送があるそうで、騙されたつもりで待っていると横浜市営地下鉄の甲種回送がやって来ました。