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横浜の花火大会のあった4日は日勤でした。いつものルートでいつもの時刻で帰宅していましたが、もし少し遅れたら桜木町の架線トラブルに巻き込まれて帰宅が深夜になってしまう事でした。職場を出る時、関連会社の×1の女性を見かけたので゛軽く呑みに行くぅ~?゛と誘おうと思ったのですが゛明日があるからなぁ?゛と誘わずに帰ってきたのが大正解でした。しかしあの真夏の大事故の発生原因が判明して来ると、それがなんと停止禁止区間のエアーセクションに停止して、さらに所定の処置しないまま起動を開始したために大電流が流れトロリー線を切断したと言うことが判明して来ましたがこれには呆れてモノが言えませんでした。何故ならこの種の原因での輸送障害は時折発生しており、また結果的に架線切断と言う事象となってしまって大きな輸送障害になってしまった過去の例があります。架線切断は一度、発生する他の原因の輸送障害とは桁違いの大きな障害事故になってしまいます。ですからエアーセクションに停止してしまった場合の処置は明確に定められています。その定めに従えば事故は未然に防げます。今回の事故では運転士にどれ程の過失があったかはこれからの原因究明を待たなくてはなりませんが一部報道では今回の事故現場となったエアーセクションにはそれを知らせる標識が無かったと報じられていますがそれが事実から会社側の責任は重大です。だいたいエアーセクションの存在を知らせる標識がある場所と無い場所があるのなら標識の意味をなしていません。また運転士も桜木町駅構内にエアーセクションが存在すると言う認識していながら誤った知識と先入観から事故を発生させており、いままでの事故の経験がまったく生かされておらずJR東の体質的欠陥が露呈した形です。さらにそもそも論に見方を変えるとエアーセクションにまつわる事故がたびたび発生し、その度に大きな輸送障害になっている事実から”停止してはいけない!”なんてナンセンスなエアーセクションと言う設備を考え直す時期に来ていると思えて仕方ありません。
【参考】
後日、国交相大臣から指導文書が出されました。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/150807/afr1508070007-s.html