津軽飯詰駅ではほんの少しですが雪を掻く姿を撮影することが出来ました。 10,02,28 津軽鉄道飯詰駅構内 Canon PowerShot A1000IS
28日は前夜の適度な宴会のお陰で心地よく05:30に起床する事が出来ました。温泉でゆっくりつかりすっかり眼を醒ましてから簡単な朝食(前夜に作ってもらったおにぎり)を済ませ、宿を06:30に出発しました。五所川原駅では津軽鉄道の庫側にまで宿のバスを廻して頂き大勢で線路を迂回しなくて済み、大変に助かります。
まずは津軽鉄道五所川原駅構内で簡単にラッセル車の撮影を行い、その後津軽飯詰駅までラッセル車を運転してもらいました。津軽飯詰駅到着後は交換列車の合間に津軽中里方に2回撮影列車を運転してもらいましたが弘南鉄道大鰐線同様、ここ数日の暖かさで掻く雪がなく蒸機で言えばスカ煙状態での運転で、貴重な津軽鉄道のラッセル車運転だけに残念でなりませんでした。ただ津軽飯詰駅では定期列車交換退避のために普段は使っていない旧上り線へ進入したので残雪を掻く姿がなんとか見られ、また毘沙門駅南側に何故かとても不自然に雪がレール面より上にまで残っていた場所があり、そこではほんの少しですが雪を掻く姿を撮影出来たのが救いといったところでしょうか…
津軽飯詰駅でも撮影会がありましたがここでは雪を掻いた状態で停車していただけたので、ロケーションとしては一番良い状態だったと思います。晴れて欲しいところですが、太陽が出ていれば後ろ斜め45℃位から太陽が射すので、太陽が出ないほうが良いと言う意見もありました。 10,02,28 津軽飯詰駅 Canon PowerShot A1000IS
天気予報では予報会社により終日晴予報のところと、午後から晴れると言う予報ところと微妙に異なっていました。終日気持ち良く晴れて欲しいのは間違いないのですが、せめて撮影用ラッセル車運転後に行われた五所川原駅での撮影会ではなんとか晴れて欲しいと願ったのですが、それも叶わず、太陽の姿が見え出したのは五所川原を後にしようとワゴンタクシーに乗った11時頃でした。
撮影開始と同時に太陽が出てきました。ラッセル車から漏れる暖房用ストーブの煙がなんとも言えないアクセントになります。 10,02,28 弘南鉄道黒石駅 Canon PowerShot A1000IS
五所川原からワゴンタクシーで1時間弱で弘南鉄道黒石駅前に到着しました。車中では出発が朝早だった事と一仕事終えた安堵感からか、参加者全員が爆睡状態でした。こんな時にレンタカーだと誰かしらが運転しなければならないのでタクシー利用は全員の疲労度が軽減され助かります。
黒石市内で昼食を摂り、13時から撮影開始です。弘南鉄道との事前打合わせで13時よりパンを上げてくれると言う約束になっているそうでしたが実際には昼食前に黒石駅に着いた時点で既にパンは上がっていました。
留置線で少し移動してもらい簡単な撮影会となったのですがもこの時間になってやっと青空が広がり太陽が眩しく輝きだしました。晴至上主義者の私のこと。今までのローテンションから一気にハイテンションになり撮影時間ギリギリまで形式写真を撮ってしまいました。
その後は撮影用列車運転を先回りして撮影となりましたが、ワゴンタクシー数台で追っかけたのですが、先頭のワゴンタクシーに撮影地に精通している方が乗っていなかったために撮影地の選定が間違えたり、更に道に迷ったり、その上に撮影地を選定している間に急速に天候が崩れ太陽の姿が見えなったりして、私はすっかり写欲が衰えて(気が乗らないと車外にも出ないと言う、いつものパターン)結局、撮影用列車はまともなカットが撮れないままに終わってしまいました。(撮影ポイントは6箇所くらいあったのですが、そのうち1枚しか撮っていません)
そしてこの撮影列車を撮り終えると二日間の撮影は全て終了です。ワゴンタクシーで弘前駅前へ送ってもらい、そこから16:05発の在来線特急で八戸駅へ。更に”はやて28”で東京を目指しました。
飲み干した酒類の残骸を窓に並べて記念写真です。この本数からして車内での煩さが想像できると思います。 10,02,28 ”はやて28”車内にて Canon PowerShot A1000IS
もう帰りの列車内では職場旅行状態で、私にとってはほとんど初対面のツアー参加者方々とも皆打ち溶け合って車内は我々の座席だけ無法地帯化してしまいました…車掌が検札に来てもその騒々しさに圧倒され、代表一人だけ検札して、後は素通りでした(笑)。
まぁとにかく元気なオジサン達です。二日間の疲れはなんのその、周囲の座席の人たちの冷たい視線を少しは気にしながら(?…気にしていた事にしましょう!)「移動居酒屋”はやて28”」は定刻に東京駅に到着して店仕舞いとなりました。そしてこの時をもって今回のツアーも無事終了です。
初めて参加したツアーでしたが主催者ご自身もバリ鉄な事もあり、心憎い事前の下準備と当日のきめ細かい配慮がなくては成功しないツアーだと痛感すると共に、その献身的な行動に感謝を感じずにはいられませんでした。次回は津軽鉄道の貨物列車や混合列車をさらには我々があっ!と言う程のサプライズ企画を期待したいものです。
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