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このカットを撮影したかったのですが、盗撮と間違わられてお縄になるのはあまりにも情けないので躊躇していましたがやっと撮影する勇気が出ました。画像はだいぶ修正をかけていますのでわからないようにしてありますが、写っている女性は明らかにこちらに視線を向けて警戒しています・・・全日警に両腕を抱えられて三島駅で降ろされなくて良かったぁ!!!(笑) 13,12,30 東海道新幹線新富士-三島間 634A車内 09:39頃 スマートフォン T02D
今年は3月のダイヤ改正で北海道直通の”北斗星”を除けば最後のブルートレインである”あけぼの”の廃止が迫っています。かつて東海道線や東北線などで栄華を誇ったブルトレの何とも寂しい終焉に悲しさと共に鉄道と言う輸送機関の終わりを感じずにはいられません。これから10年後、20年後の鉄道は新幹線に都市間輸送を任せて在来線は地域輸送に徹しれば良い時代になるのでしょうか?
一方、本来の鉄道の姿からははなれますが、鉄道趣味が一般的に認知され、かつて廃止された地方の私鉄が大事に保存されている事に地方自治体がその価値を見いだし、援助の手を差しのべ出したのは好ましい事ではないでしょうか?昨年、初夏に伺った小坂鉄道保存会も今年には運営を小坂市に委託して発展的解消になるそうです。かつて彼氏にしたくない男の趣味で切手収集に続いて鉄道趣味が女性週刊誌で取り上がっていた時代もありましたが、昨今の撮影地でもカップルの姿も珍しくなくなってきました。いろいろ弊害もありますが、まずは鉄道趣味が認知され偏見から脱する事が出来ればこの鉄道ブームは好ましい状況ではないでしょうか?
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これは函館市電開業100周年を記念しての撮影会ですが、こんなイベントも十年前には稀でしたが、最近はこの手の撮影会全国で開催され鉄道会社側の鉄ちゃんへの理解度も変わってきた気がします。特に最近は鉄ちゃんの手を借りて企画段階から進められるために光線や車両配置(停止位置)等がこちらの求めているものに極めて近いセッティングとなりありがたく感じています。 13,06,29 函館市電駒場車庫撮影会 18:21頃 Canon EOS7D
今年は東海道新幹線開通50周年です。私が幼稚園の頃、池上にあった当時の家に帰るために両親に手を繋がれて田町駅で京浜東北線を待っていると暗がりから新幹線の試運転列車が現れて。眼の前を走っていった事がありました。量産車は救援連結器を収納するために装備されませんでしたが試験編成(B編成)はひかり前頭部に蛍光灯が備えられ夜見ると、その輝きがまばゆく、新しい鉄道への象徴の様に見えた記憶があります。あれから50年(←ここは綾小路きみまろ風に読んでください。)、あの子供は今、中年オヤジとなって今年56歳を迎えようとしています。この間、新幹線は飛躍的発展を遂げた事は周知の通りだと思います。新幹線と言う輸送システムは斜陽といわれていた鉄道に革命を与えましたがその影で鉄道の長距離旅客輸送は新幹線にシフトする事になりのす。それが現在の在来線長距離輸送の衰退のそとつの原因となるわけです。振り返れば高度経済成長期に田中角栄総理がぶち上げた全国新幹線網を継承し、現在の新幹線路線が確立した訳です。今後は北海道へ新幹線が上陸しようとしています。確かに航空路線では沿線の中間駅を停車(離着陸)する事は日本の国内では現実的ではなく、例えば名古屋-岡山間とか広島-博多間、あるいは仙台-青森間等は自家用車では少し距離があり、かといって航空機の距離でもなく新幹線の独壇場だと思います。在来線では半日以上の移動時間が必要だったものが短時間で移動できるので便利になったと言えば、その通りなのですが何か味気なく、情緒がなくなってしまったのも事実ではないでしょうか?
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30年前に115系を三脚を据えて撮影するなんて思いもしませんでした(ましてシールドビームの上にシングルアームなんてゲテモノなんですが・・・)。ちょうど30年前の旧型電車の存在が現代の平行カルダン車になった様です。 13,01,27 富士急三つ峠―寿 1453M 09:12頃 Canon EOS-1v RDP-Ⅲ(+1)
今にはじまったことではありませんがブルトレが全廃され、ますます撮影する被写体に困る時代になってきた危機感を感じます。動態保存車両がいろいろ走るような時代なのはありがたく、自宅より片道90分圏内にいすみ鉄道のキハ52・28があり、あまり足を運びませんが秩父鉄道のC58383号や上越線の蒸機もあります。しかしこれらは言ってしまえば客寄せパンダです。本来の輸送をメインに活躍する被写体が本当に少なくなってきたと今さらながら危機感を持っています。昨年(13年)にイベント・保存車両以外を撮影したと言えば小湊鉄道・只見線・岩手開発・江差線程度で大半がイベント・保存車両や以前はなかった鉄ちゃん向けに走っている、または塗装変更になった線区・車両ばかりです。あと数年後は何を撮っているのか不安と期待の交差する今日この頃です。