てっきり北海道カラーのキハ40がやって来ると思っていたら、なんと急行色もどきのツートンカラーの1786がやって来てビックリです。晴れてれば順光な場所だけにちょっと残念なのも正直な思いでした。 23,02,20 11:13頃 女満別―呼人 4859D (PS コントラスト修正) Canon EOS R7
毎年この時期、石北臨貨を撮影に渡道するのが恒例にしています・・・と、言うのは石北臨貨の8071レでこの時期しか光線状態が恵まれない場所があるからです。それは瀬戸瀬駅通過なのですが、この時期だけ陽が登り、更に側面にも陽が当たると言うピンポイントの日なのです。これより早いと陽が射さず、遅いと陽の位置がずれて側面に陽が当たらなくなるからです。
既に順光バリバリに撮影しているので再度撮影しなくても良いのですが、今年は新型コロナウイルス後の旅行業界支援のために割引設定されていて調べてみると一泊四日で往復の航空券代と北見のルートイン一泊分のホテル代、さらにレンタカー代を入れて3万円以下と言うことで、それを知ってしまうとこの機械を逃すのはバカみたいに思えてきて、気がついていたら申し込んでいました。ちなみに残った二泊は生田原ノースキングに宿泊を予約し、こちらも支援割を使って二泊実質5,000円代と格安で予約出来ました。
ダイヤを見るとタラコとツートンが緋牛内駅で交換と言うので当初は駅から少し離れた踏切から望遠で狙うつもりでしたが、あまりの降雪で見通しが良くなく安直にホームで撮影する事にしました。 23,02,20 15:20頃 緋牛内 右4663D 左4664D Canon EOS R7
20日はいつもの通り04時前に起床してから朝風呂に入り、横須賀線の初列車で横浜へ。横浜から京急バスで羽田空港へ。
今日の便は羽田空港07:05発のJAL565便で女満別08:50着の予定ですが女満別空港が降雪のため、羽田空港へ引き返すこともあると言う条件付きフライトになっていましたが、これも本当に羽田空港に舞い戻ることは確率的に少ないので極めて楽観視していました。
流氷観光のためほぼ満席のJAL565便は意外にもオンタイムでプッシュバック開始。女満別空港上空を何度も旋回することもなく、ほぼオンタイムで雪の女満別空港に着陸しました。
この日はさしたる撮影目的もないものの、そんな日に限って順調に預け荷物が出てきて、さらにレンタカーもすぐに借りられて〝さて。どうしたものか?〝とまずは石北線呼人ー女満別辺りをウロウロすることにしました。呼人駅通過も良いのですが時間もあるので駅間で撮ることに。雪はどんどん降っていてお目当ての呼人隧道までの道も除雪はされておらず、膝くらいある雪をラッセルしてトンネル近くのお立ち台へ。まずは71D〝オホーツク01号〝を待ったのですが、待てど暮らせどやって来ない!ツイッターで確認すると何処かの踏切で安全確認のために急制道との事。本来、71D呼人交換の4660Dが先に女満別駅に上って行ってしまい、かなり遅れている様子。雪は燦々と降っていて自分が雪まみれに!結局、71Dは30分近く遅れて通過して行きました。71D撮影後は女満別市街地で人類の敵ラーメンを頂きましたが、あっさり系スープで、太麺でなかなか美味しく頂くことが出来、身体も暖まります。
昼食を食べ終え、午後の撮影ですが更に雪の降り方が強くなり撮影も厳しくなってきたので、いただいた情報では緋牛内駅でタラコとツートンのキハ40が交換すると言うのでそれを撮影する事に。雪の勢いは増して駅から少し離れた踏切から撮影するつもりが見通しが良くなく、単なるホームでの交換風景撮影に留まってしまいました。これ以降は沿線にいても無駄と今宵の宿の北見ホテルルートインへ向かうことにしました。早目にチェックインしてゆっくりお風呂に入ろうとなりたいところですが、そうはいきません。ルートインホテルのすぐ横には石北線の跨線橋があり夜間でも水銀灯に浮かび上がりデジタルなら撮影出来ます。銀塩時代なら大人しく風呂に入れたのですが、嬉しい悲鳴です。
銀塩時代なら撮影するという気にもならなかった夜間もこうやって走行写真が撮れてしまうこの時代、これが幸せなのか?と自問自答しながら撮影してました。 23,02,20 17:43頃 北見 4670D (PS コントラスト修正) Canon EOS R7
ホテルでチェックインして部屋に入るならまずやる事はダイヤと睨めっこしてスケジュールを決めます。まずは釧路と金華へ向かったタラコとツートンのキハ40が戻って来て北見駅で交換になります。まずこの2列車を撮影した後に小1時間の列車間合があるのでわ風呂に入り、更に金華から戻ってきたタラコと石北臨貨の8074レを撮影し、やっとアルコールにありつけ、この20日は現地入りだけの移動日のつもりでしたが、気がつけばかなりハードに動いたために疲れが出てあっという間に寝落ちしました。