DT200Aの庫 (goo-blg)

千葉のシゴナナ

 2月6日と7日は千葉の”春さきどり号”のシゴナナ試運転に行ってきました。以前にも千葉ではイベントでD51が走った事がありましたが電化区間での走行ですので写欲もわかず見向きもしませんでした。
 しかし今回は昨年12月のD51498号の空焚きのため急遽、ピンチヒッターとしてC57180号に白羽の矢が立ちわざわざ新潟からやって来ると言うことで撮影に行くことにしました。また今回は特別に門鉄デフ装着とシゴナナにとってこの上ない姿での運転と聞いてはいてもたっても居られないというのが本音でした。
 6日は一交勤務の明け番でした。仕事が終わると横須賀線をいつもとは逆の方向に乗り込みます。横須賀線に乗ってしまえば総武線直通ですので目的地の蘇我まで寝ていれば連れて行ってくれます。
 蘇我に到着するとちょうど上りの試9120レが停車していました。事前に調べていれば上り列車には間に合う事はわかるはずなのですが、下り列車狙いだったので調べもせず従って間に合うなんて思いもしませんでした。いつも通勤で使っている217系の車内から門鉄デフを見たとたん一挙にテンションが上がります。
 上り列車が発車した後、下りまでの時間を利用して蘇我駅周辺をロケハンしてみましたがこれと言った撮影地もなく、最終的には安直に蘇我駅発車の写真をとることにしました。
 下りの試9121レを蘇我駅構内で撮り終わると、早朝からの仕事で腹がペコペコなのに気づきました。空腹に耐えかねて、当初のシゴナナの追っかけ等と言う言葉はどこかに吹き飛んでしまい駅前の食堂に飛び込みました。同行していただいた青年部長と蒙Aさんと3人で定食のおかずをツマミにビールを飲み始めると、思わずくつろぎ過ぎて第二の目的地の木更津駅へ行くのを忘れて家路に着きそうでした。少し酔って気持ちよくなりましたが、なんとか気持ちを奮い立たせて木更津へ向かう列車に乗ることにしました。
 木更津ではC571801号機が到着後、木更津運輸区で整備される姿が公道から撮影出来るとの情報が入ったため、とりあえず現地確認に行ってみました。その噂の場所ははすぐわかりました。確かにその場所は川ごしに障害物に遮られる事無く撮影出来るのですが、いかんせ整備に時間がかかりいっこうに撮影出来る条件にはならないため非番の疲れもあって引き上げることにしました。
 駅に戻るとちょうどアクアライン経由横浜行のバスが停車していました。運賃も1,500円とJR利用より安く、さらに時間も短縮できます。当然、迷う事無く乗ることに決めました。乗ってみるとなかなかの混雑にびっくりしたものの、使いやすさと安さを考えれば納得でした。結局、横浜まで55分で、横浜駅では木更津で乗り過ごした総武・横須賀線直通の列車に乗れてしまい、思わずタイムマシーンにでも乗った気持ちでした。


 木更津運輸区では翌日の運転に備えて整備されています。川を挟んだ公道からその作業が手に取るように見えます。 09,02,06 CanonA570

 7日はもともと一日自宅に居て骨休めするつもりでした。しかし前日に門鉄デフを身近で見てしまったためどうしても、もう一度見たいと言う気持ちが抑えきれず車で出撃することにしました。ただ前日におおよそ状況がつかめたので撮影は下りの試9121レに絞り、それも追っかけなどせず光線状態の一番良い巖根―木更津間で一発勝負で撮影することにしました。結果はシゴナナらしい流し撮りが撮れ、思わずガッツポーズが出るくらい納得の写真が撮れました。
 まだ試運転は9日~11日まで、さらに営業運転が13日~15日と続きます。自宅から1時間圏内という身近で憧れの門鉄デフのシゴナナが撮れるとなれば、まだ何日かは出撃しそうです。


 ギラリと光るシゴナナの大きな動輪と門鉄デフの姿は言い尽くせないほどの魅力があります。沿線は物凄い人出かとおもいきや、比較的ゆっくりと撮影が出来ました。 09,02,07 巖根―木更津 試9121レ  Canon50D

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