かつて上越線と言えば”とき”や”佐渡”がひっきりなしに走り、その合間をぬってローカル列車や貨物列車が走っていました。そのため各駅には貨物列車が退避できるように長い待避線があり、そこで優等列車を待つ貨物列車の姿をよく見かけました。
上越新幹線開業以来、上越線はその使命を終え、ローカル列車と高崎-水上間に数本の特急列車と越後湯沢-六日町間にほくえつ急行へ直通する特急が走るのみとなりかつての賑わいがうそのようになってます。極端な話でいえばひとつのローカル線として単線化してもおかしくない程の寂れようです。今回、JR貨物はこの上越線の特情に眼をつけスジが比較的融通が効く昼間に貨物列車復活となったわけですが、我々鉄ちゃんにとっても風光明媚な同線に貨物列車復活は改正では数少ない明るい話題として注目されています。なお、交通新聞によれば今回の昼行貨物列車復活に伴い現行EF641000代の重連運転を一部をEH200型の単機牽引に置き換えるとの事です。
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山に向かうEF641000代。こんな光景が日常として戻ってくるのはありがたいばかりです。何気に写っているワム6000もなかなか懐かしいものがあります。 85,02,23 八木原-渋川 3879レ
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山から降りてきた貨物列車。その死闘が物語るように車体には雪がこびりついています。しかし貨物列車が長い!編成が画面に入りきりません…泣 85,01,06 敷島-津久田 3670レ