列車には総勢が１１０名を超える乗客が乗り込み、ほとんどが西洋人です。東洋人は我々日本人は１７名のみの参加となりました。１１０名程度の乗客に対してスタッフは４０名を超える人が乗車し、我々に世話をします。医者もいて私が具合を悪くして寝ていると、心配して見に来てくれるほどでした。
食事は列車に連結された食堂車で３食が提供されます。そのため、ワンパターンではあるものの食事に溢れることもなく、優雅な６日間であったことは間違いないようです。ただフォトランのことになると撮影地の選定などに問題があり、我々の求めていたものとだいぶかけ離れたフォトランとなってしまいました。特に駅構内の撮影には閉口してしまいました。駅間の車では来れないところでやってこそフォトランの醍醐味が味わえるのに駅では追っかけ鉄ちゃんまで乱入してきて、がっかりしてしまいます。
撮影としはては不満が残る旅行ですが、列車旅としてはなかなか面白い旅が出来たと思います。車窓から眺めるヨーロッパは二度と出来ない思い出となりました。
０８，０２，１７ ウクライナ Ｐｅｒｓｉｎｋｏｖｋａ Ｃａｎｏｎ４０Ｄ
