最悪のコンディションを覚悟していたのですが列車通過の数分前から雲が薄くなりコントラストが少しは出るくらいの天気になり助かりました。 15,05,12 仁山ー大沼 8007レ 07:14頃 Canon EOS7D
前日の2匹目のヘビじゃなくてドジョウを狙いたく3時過ぎに自然に起きて前日同様にホテルの窓から空を見ると、今朝は残念ながら満点の星空ではありませんでした。しかし月は見えますので絶望的ではないようです。あえて期待を持って前日と同様に4時にホテルを出て大沼へ向かいますがだんだん明るくなるに従って雲が厚くなっていくのがわかります。昨日のテンションのままで行きたかっただけに残念です。仁山ー大沼の撮影地には前日とほぼ同じの6時頃に到着。まずは疲れも出て来てたので仮眠をして時間まで待ちます。天気は完全な曇り空です。列車の時刻が迫ると昨日同様に海峡線から追っ掛けて来た鉄ちゃんが到着して8007レ゛北斗星゛が定時に運転されていることが察しれます。列車通過5分前になると雲が少し薄くなり少し光線があるようになりました。リバーサルはとても無理にしてもデジタルとモノクロフイルムはなんとかコントラストがついてモノになりそうです。結果は薄陽で8007レ゛北斗星゛通過して行きました。その後は昨日同様に道央自動車道で追撃開始です。しかし天気がどんどん悪くなっていきます。前夜の予報では午前中はなんとか天気は持つような事でしたが、当日、朝になったら天気を大幅に変更して曇り後雨に予報を変えていました。
完全な毒盛モードになってしまったので戦意喪失で長万部ICで降りて長万部駅発車を撮影する事にしました。長万部発車ならシャッタースピードが低くてもなんとかなるかと言う魂胆からです。
現場に着いた時点ではこんなに暗かったのになんとか撮影に耐えるだけの露出に挽回出来たのがこり画像からおわかりいただけると思います。 15,05,12 仁山ー大沼 8007レ 06:13頃 iPhone5s カメラ機能にて撮影
8007レ゛北斗星゛は長万部駅を定時で発車して行きます。今後、電化区間で撮影する機会もあるかとは思いますが、ひょっとすると子供の頃から憧れていたブルートレインの最後の撮影になるかもしれません。少なくともDD51のブルトレは最後になりそうです(秋に丸瀬布の雨宮21号の月見列車を撮影出来ないのかと画策中ですので゛カシオペア゛はまだ撮影の機会があるかもしれません)。ですから8007レ゛北斗星゛が通りすぎても24系25型のテールライトが見えなくなるまで見送りました。この趣味に足を踏み入れたきっかけはブルートレインとEF58でした。だけに東海道線であれだけ走っていた(私が知っている限りブルトレ東京口11本体制でした)ブルトレも見納めかと思うと感傷的になるのも無理からぬ事かもしれません。
この時点で慌ただしい3日間の撮影は終了です。新千歳空港13:30発のSKY714便を予約してありますのでレンタカーを遅くとも12:30頃までに返車すれば良く、あまり焦る必要はありません。一番手っ取り早いのは道央自動車道で千歳へ向かうルートですがこれは割引がなくなって高速道路料金が高額になります・・・とは言えトラックに挟まれて国道37~36号を走るのは避けたいものです。そうなれば距離もあり、時間的にも掛かる国道5号でニセコ・真狩村経由で国道276号に出て美笛峠ー支笏湖経由で千歳に出るルートしかありません。このルートなら残雪のあるニセコや羊蹄山を見ながら走れ、またトラックも少なくストレスなしで走れます。長万部を08:30に出発。ニセコ駅近くの交差点を09:45頃に通過。美笛峠を11時頃に通りすぎて千歳の街に12時前に到着しました。千歳市街地で昼食を頂いて、レンタカーを返車して新千歳空港に12:45頃に着。いつもの北菓楼のアップルパイをサービスのコピーでデザートタイムを過ごし、搭乗口に向かうとちょうど搭乗開始したところでした。
機内に入り座席に座ると2日連ちゃんの3時起きが効いたのでしょうか知らぬ間に睡魔に襲われ、離陸も夢うつつで起きたら筑波山の上空でした。
長万部駅を定時発車する”北斗星”です。これが最後となるかも知れません。ブルトレ兄ちゃんと自負した自分の最後のブルトレになる鴨? 15,05,12 長万部 8007レ 08:30頃 Canon EOS7D
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