二度と進行現示にならない場内信号機の下をDD551号機が通過して行きます。 15,02,16 福島臨海鉄道 泉 50レ(単機) 06:55頃 Canon EOS7D MarkⅡ
16日は05:00には起床しました。目覚し時計が鳴る前にこの時間に起きてしまうのは仕事に行く習性の悲しい性です。まだ少し早いので熱い風呂に入り体を目覚めさせます。今日は福島臨海鉄道に撮影に行く以外は決めていませんでした。とりあえず安中貨物を福島臨海鉄道内で撮影してからは磐越西線に戻って国鉄色485系を撮影しても良いし、またひたちなか海浜鉄道へ移動して旧型気動車が充当されやすい夕方の増発列車に行っても良いかな?と漠然と思っていました。
ホテルを6時前に出発。いわき市街で''すき家''をみつけ、朝食を済ませます。最近は防犯とブラック企業として槍玉に上がったために24時間営業の''すき家''が減少し、早朝の食事確保に苦労する事が多くなりました。入った''すき家''は前日、24時間営業の看板を見たので安心して立ち寄った次第です。
朝食後は6号バイパスで泉に向かいます。この6号バイパスも地方都市によくある高規格一般道でまだ早い時間であったためか車の流れは100K/h以上でついていくのがやっとでした。撮影地の泉駅付近には06:45頃に到着。ほどなくして小名浜から回送されてくる単機回送(50レ)がやって来ました。福島臨海鉄道は自動閉塞化されて1ヶ月以上経過していますが見た限り泉駅と旧宮下駅の腕木信号機はバツ表示された上で姿を残していました。しかし、いつ撤去されてもおかしくない状況から極力、腕木信号機と絡めて撮影することにします。
安中貨物の返空の51レを泉駅のすでに用途廃止となり×表示されている腕木場内信号機と絡めて撮影(腕木信号機現役時代と同じアングルで×表示されている腕木信号機と絡めて撮影したかった訳です・・・弊ブログ15年01月10日ごらんください)してから東邦亜鉛小名浜工場の入換を見にに行きます。この工場の入換はコンクリートフェンスの向こうで行われますが脚立があればフェンスはクリアし中の様子を見る事が出来ます。このような場合、企業の敷地内を覗く事になり場合によっては注意されたり、極端な場合は警察に通報されます。しかし、東邦亜鉛小名浜工場は会社側のご配慮からフェンス越しのこの様な行為は工場内の特定の機器などを見たり撮影する目的以外なら黙認されています。すなわち入換の撮影なら全く問題はない様です。事実、工場の人にフェンス越しに挨拶すると笑顔で会釈してくれますし、また声を掛けてくれることもあります。
東邦亜鉛小名浜工場内では約2時間、入換誘導の人は走りっぱなしでその労働条件には頭が下がります。かつてはこんな活気のある入換の光景は日本のかしこで見られたのでしょう! 15,02,16 東邦亜鉛小名浜工場専用線 09:01頃 Canon EOS7D MarkⅡ
この日の入換は月曜日とあっていつもと少し違う手順の様でした。通常はトキは空車が到着してから積み込みが始まりますが、すでに4車は積込み済みで、残り1車のみ入換をして積み込んでいました。
そんな中、タキの積み込みプラントでは以前にエンジンが停止した状態でしか撮影した事のない(まだ動いているのを姿を見たことのない)緑色の入換動車がタキの入換に従事している姿をみつけました。実はこの時、30分以上入換を眺めていたので少しばかり飽きを覚えて来ていたのでカメラをしまったばかりでした。突然の出来事に急いでカメラにレンズを付け慌ててですがなんとか動車を撮影する事が出来ました。私が慌てふためいて撮影している一部始終を見ていた動車の係りの人が笑いながら''珍しいの撮れて良かったなぁ!''と声を掛けてくれました。入換に従事している人から''珍しい!''って言葉が出るくらいですからこの入換動車があまり動く事はないのかもしれないと思った次第です。まぁ~それだけに撮影出来ればわざわざ来た甲斐があったというものです。
その存在は認識してかつては停止状態で撮影した事のある工場内の動車ですが初めて動いているのを現認しました。ギァは機械式で運転台にクラッチ操作腕がありました。エンジンは更新している模様でアイドリング音は極めて静かでした。 15,02,16 東邦亜鉛小名浜工場専用線 09:31頃 Canon EOS7D MarkⅡ
その後は安中貨物の積車になる52レを泉駅付近で撮影しましたが前回、ひだ号君と訪れた際にはこの列車が珍味雲(流れ雲)にやられ悔しい思いをしたので快晴で同列車が撮影が出来て本懐を遂げたとは言って良い程の達成感でした。
その後は行程を全く決めていませんでしたが、磐越西線へ向かうのは体力的に諦める事にしてひたちなか海浜鉄道への移動を検討しました。しかしひたちなか海浜鉄道に移動しても旧型気動車が動いている保証はなく安全パイをとって福島臨海鉄道残留に決めました。ただ、終日福島臨海鉄道撮影も芸がないので52レ継承の常磐線5388レを撮影する事にしました。以前に泉ー植田間のロケハンをした事があり撮影地にある程度目星がついていたのが珍しく常磐線で貨物列車を撮影しようとした大きな理由でした。当然と言えば当然なんですが常磐線沿線に鉄ちゃんの姿はありません。いたら5388レの時刻を聞こうと思ったのですがぁ?(笑)
電化区間の本線系貨物列車なんてほとんど撮影する機会がなくなってしまったのでシャッタースピードはいくつくらいにするか?とか悩んでしまいました。1/800で撮影しましたが列車の速度からいえば1/500でも充分くらいだったかもしれません。 15,02,16 泉―植田 5388レ 11:47頃 Canon EOS7D
いろいろ手元の資料を調べると泉駅が11:40過ぎという事がわかり、待っているとEH500牽引の安中貨物の5388レがやって来ました。返空の5282レがトキ無しのタキ12車でしたが5388レはタキ12車の後ろにトキ5車が付きなかなか壮観で撮影した甲斐があったと言うものです。
5388レ撮影後は福島臨海鉄道沿線に戻りコンテナ貨物の54レを旧6号で、55レを6号バイパスで撮影して本日の撮影が終了です。天気も良く、また懸案だった東邦亜鉛小名浜工場内の緑の動車も見ることが出来、さらに撮影まで出来てなかなか充実した1日でした。まだ時間が早いので6号バイパスを南下する事にします。日中の比較的通行量の少ない時間帯のために比較的順調に走れ高萩あたりで少し渋滞したものの常磐道の日立南太田ICを16:30に通過し常磐道に入ります。途中で首都高の渋滞回避のために1時間弱、昼寝して三郷料金所を18:00前に通過、自宅には19:30頃に到着しました。
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