緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

serendipity (2)

2008年09月23日 | 医療
serendipitous・・・アスピリンのような鎮痛薬のNSAIDsが大腸癌の発がんを予防するということは、今では、腫瘍免疫を通ってきたものにとっては驚くようなことではありません。長期間NSAIDsを内服していたリウマチ患者さんに、大腸癌が少ない傾向が報告され、それから、大規模試験の結果が、世の中に発表されたのは1988年のことでした。リウマチの患者さんをじっと見つめ続けた方の偶然の幸運なでも、 . . . 本文を読む
コメント