基礎化粧品の複雑なこと・・

最近まで、基礎化粧品など無頓着でやってきました。

そろそろまずいかなと思い、
そこそこ揃えては、使ってみていますが、
これが、どれが何で、どの順か本当に分からなくなるのです。

ふと、思いました。
80代位になった方で、こんな化粧品の数々を使いこなしていたら
スーパーレディだなあ・・て。
私でしたら、今も怪しいわけですから、
70代、60代でも覚えていられないでしょう。

男女限らず、
化粧品が複数使いこなせている方は、
記憶力が相当しっかりしている方なのかも・・

で・・・さらに、思ったこと。
初診の患者さんに、
「化粧水やローションや美容液・・何種類位使っていますか」
という質問・・　
記銘力、認知の障害のスクリーニングによいかもしれないなあ・・



今は、朝食べた物はなんでしたかと午後尋ねるのが、
私の中の認知障害のスクリーニングになっているのですが、
短期記銘力障害のよいスクリーニングです。

入院以前の状態を含めて知るには、
この質問よいかも・・と
幾種類もの基礎化粧品やサンプルや、パンフレットを並べて
実感したのでした。


つまり、朝食べたもの・・はDMの血糖値のようなもので、
化粧品うんぬんは・・DMのHbA1cみたいなもの・・
ちなみに、血糖値は直近の・・HbA1cは過去1か月位の血糖コントロールの状態の指標です。

それにしても、角質とりのローション、化粧水、美容液、しわ・たるみ用、美白用美容液、被膜を作って吸収促進させるもの、カタカナで何用かよくわからないもの、しっとり用、さっぱり用に・・あるは、あるは・・本当に皆さん使いこなしていらっしゃるものなのでしょうか。