緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

インフルエンザ・・

2009年11月08日 | 医療
インフルエンザ予防接種が、大変な状況のようです。

季節型予防接種分についても
順次入荷というより、待機、予約待ちといった具合。

新型については、都道府県で差が大きく、
東京は、医療従事者にやっと開始され、
優先対象の方にはこれからといった状況。

65歳以上の罹患者は少ないことが、
この春からのサーベイでも言われていました。
感染者は、10代までが多く、
このところ、3歳位のお子さんが亡くなったことなど、
日々報道されています。

やっと、小児、小学生らへの予防接種が前倒しされると発表がありました。

優先順位の中でも、
小さな子どもたちを守れるようにしたいものです。

予防は、兎に角手洗いです。

手を丁寧に石鹸で洗うこと。
アルコールは付けたつもりになって、ムラをつくってしまいます。
感染予防対策では院内抜き打ちテストもするくらい
重要な手洗いです。

正しい手洗いの方法(インフルエンザにかからないために)
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5 コメント

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現場の混乱 (jun)
2009-11-09 10:41:31
春に引き続き、予防の段階ですでに混乱していますね。
私は、去年も職員の季節性接種が12月、今年も11月後半と”?”な施設にいます。新型は小児科と研修医のみです。自力で暴露免疫をもっているのか風邪もひかないですけど(笑)
優先者についての通達書類をみても、絶対ワクチンが足りない線引きです。
1日120人前後を1人でみる開業医さんの外来を週1回していますが、”私は糖尿病だから打ってもらえますよね?””前に喘息といわれました””妻が糖尿病なのでうつると大変だから打ってください”こんな言葉にしょっちゅう出くわします。大きな病院だったらもっと大変だろうなあと思います。
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手洗い (えび)
2009-11-09 18:46:41
アルバイト先のクリニックも
連日、特に土曜日は 予防接種と
インフルエンザの検査でごった返しています
大きな病院とか小児科は本当に大変だと思います

様子を見ていると 新型は10代~20代頭あたりの若い人に多く、かつ治るのは早いような…
とはいえ油断はできませんね

大学でもうがい・手洗い励行継続です

そういえば、ほぼ日刊イトイ新聞にも
手洗いの映像がありました
ユニセフやセサミ・ストリートでも
子ども向けに手洗いの仕方を
映像で作成していますね

そろそろ緑茶嗽を復活させようかしら
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コメントありがとうございます (aruga)
2009-11-09 21:13:45
junさん
本当に混乱していますね。
基礎疾患とか喘息という発表に戸惑う方もいて、今まで医療機関に罹ったことがなく、自分が喘息なのかどうなのかが心配になって来院される方までいらっしゃったりします。
「私喘息ではないでしょうか」「何か症状は?」「至って健康でして・・」
でも、その気持ち分からないではないです・・

えびさん
そうなんですよね。
若い(幼い?)方に多くて、早く治りそうなのですが、そんな中に重症化する方もいて、気が抜けません。
正しい手洗い・・実は、中々難しいものです。
緑茶嗽・・いいですね!
紅茶もいいですよ~
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新型も季節性も足らないのですよね(;-_-+ (PANDAの妻)
2009-11-16 18:04:25
今回の騒動、それじゃなくても日常の激務をこなし、追われるお医者さま方に追い討ちをかけているようで、申し訳ない気持ちになります。患者側としては、基本中の基本「手洗い」をとにかく実行実行、また実行…の毎日です。
我が家は、一家で、とりあえず季節性は終えました。娘の新型は、まさに本日、1回目をGET出来ました。(幸いなことに、掛かり付け病院の先生がワクチン入手がお上手のようで。)
でも、クラス全員が新型になり、幸い重症のお子さんもいらっしゃることなく、そのクラスのお子さん達は全員予防接種の必要が無くなった…という、笑うに笑えないお話も聞きました^ロ^;。ここまで来ると、その昔、感染症が流行った時に「うつしてもらって、免疫作り」なる、かなり荒っぽい方式が、真面目に復活しそうで、一種怖い気が^ロ^;(^^ゞ。
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PANDAの妻さん (aruga)
2009-11-16 21:46:32
>全員感染して、重症化もなく、予防接種も必要なし!
う~ん、生きる力を感じます。

娘さん、よかったですね!!ひと安心ですね!!

医者の痛みをわかってくださって、救われるような気持ちです。できることを一緒に考えてくださって、本当にありがたいです。
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