半年くらい前でしょうか。
朝日新聞の投書欄に、
「『良い死に顔でいらっしゃる・・』 という葬儀の時の褒め言葉があるが
死んだ後の死に顔まで自分では責任持てない」
といった明るい内容のものがありました。
しばらく、そうだ!その通りだ!という反響があったように記憶しています。
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「白髪をとても気にしていたので、ちょっと髪を染めてあげて、イタリアの方のようなメークをしてあげようと思っています。最期に着せてと言っていた服、ウエスト入ったのですよ。腹水全部使って逝ったんですね。本人が望んでいたような最期でした。ありがとうございました。」
最期と葬儀を託されたお嬢さんからの言葉でした。
とても暖かな時間が流れていました。
自分では、良い死に顔には責任持てないけれど
家族や周囲の人に託すことは出来るものだと思いました。
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入院生活が長かったため、ゆっくりお風呂に入ることが少なくなっていました。
色々、くっつけていましたし。点滴の針や、胃瘻のチューブやら・・・。
緩和ケア病棟に移動してから、色々準備が大変なのですが、湯船のお風呂があり、一緒に入りましたっけ。
その時の喜び様は結構、たいそうな物でした。
そのため、なくなってから、丁寧に看護師さんがお風呂に入れてくださいました。
体を拭くだけではなくってね。
誰にでもって言うわけではなかったのですが・・・。
私もちょっと手伝わせていただきました。
本当にグリーフワークの一環だと感じます。技量の見せ所ですよね。
ぴょんさま
宝物のような思い出を沢山持っていらっしゃるのですね。