緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

Lancet発:売れている病院恋愛小説の主人公は・・

2007年10月28日 | つれづれ

アメリカでは、病院を舞台にした小説がはやりのようです。
でも、残念ながら
売れている恋愛小説の主人公には
緩和ケアの医師は向かないようです。

あのランセットにこんな論文(?)が・・

Medical romance
Brendan D Kelly
The Lancet
- Vol. 370, Issue 9597, 27 October 2007, Page 1482
Romance fiction generates US$1·2 billion in sales annually and accounts for 39·3% of all fiction sold in the USA. In recent decades, medical romance has emerged as a substantial subgenre within romance fiction and, to explore this area further, I studied 20 randomly selected medical romance novels......

【こぼれ話】恋愛望む医師はERに勤務すべき?(時事通信) - goo ニュース
著者はアイルランドの精神科医ブレンダン・ケリー。病院を舞台にした恋愛小説は米国で売れた小説の39.3%を占めており、ケリーは無作為に選んだ20の小説から、筋立てや登場人物像などを調べた。
 男性主人公のうち6人が救急医療の医師、6人が初期治療の医師、5人が外科医で、産科、新生児科、小児科の医師が計3人。救急医療現場で働く優秀で長身、たくましい体に整った顔立ちの男性医師というのが多く、過去に個人的な不幸を経験しているという。
 女性主人公のうち11人が初期治療、産科、外科、救急医療の医師、8人が看護師、1人が救急救命士。いずれも熟練し、美人で、意志が強いが思いやり深い。
 作者たちは、医師を「白衣を着た救世主」として描き、男女とも主人公は患者のためしばしば自らの生活をほったらかしにし、患者の多くは命にかかわる病気だが回復するという展開だそうだ。〔AFP=時事〕


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