緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

優先席に飛んできた若い女性

2007年05月26日 | つれづれ

昨日のこと。
帰路、電車に乗っていました。
込み合うのがいやで、電車の端に立っていました。
優先席の前です。

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乗って次の駅で
私の
前の席の一つ横の
優先席に座っていた若者が下車しようとしていました。

私は元々座るつもりはなかったので
立って本を読んでいました。

その若者が腰を浮かせた瞬間
遠いところから(といっても数m先くらいでしょうか)
若い女性が、立っている人の間を「失礼しま~す」とすり抜けながら
飛んできました。

そして、
優先席に座りました。

あっけにとられてしまいました。

優先席に元気な人が座ることはあります。
誰も座らない様子をみて座ったり・・

私も疲れている時は、開いていれば座ります。

でも、混んでいる時に座る場合は
対象となる方がいなくても
ちょっと気まずそうにしながら座ったり
疲れているように座ったり
座ったとたんに眠ったり・・
何か遠慮がちに座るものかなあと思っていました。

遠い位置から飛んできて
あまりに堂々と座り
座ったとたん
イヤホンを耳にし
携帯を2つ取り出して
がちゃがちゃと打ったり
開いたり・・
それは、忙しそうでした。

とても、奇異でした。
20代半ばから後半くらいでしょうか。

もし、目の前に高齢者や松葉杖の人が乗ってきたら
彼女はどのように行動するか興味がありました。
が・・そのようなこともなく、降りていきました。

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10 コメント

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Unknown (たぬくまぞうさん)
2007-05-27 00:26:28
お水系のお姉さま?(妊婦さんでは無さそうだし、疲れていたのでも無さそうだし)こう言う人が注意されるとセクハラで訴えるのでしょうね、(先生は女性だから訴えられないか)こう言う人を取り締まる法律は無いし、常識を言っても通じ無いだろうし、(かなりの厚顔無恥・こんな言葉知らないだろうな)逆恨みさされない様に気を付けて下さい。(病院に来た時どんな難癖付けられるか分からないから)
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譲らないでしょうね (アリー)
2007-05-27 02:41:01
こんばんは、お久しぶりです。
その彼女は、どんなことがあっても譲らないでしょうね~
6年前、足首骨折して通勤していたとき、いろいろな目にあいました。
松葉杖慣れていないから、ゆっくりとしか行動できないのがいらついたのか、私を半ば押しのけるようにして席を確保したのに、そのあとものすごい顔でにらみつけてきたおばさんとか、誰がどう見ても後1歩で座ろうとしているときに、横から割り込んできた癖に、たった5分で降りていったおじさんとか。
(そのときは、横に座っていた若い男性が、さすがに気の毒に思ったのか譲ってくれましたが)
腹が立つというよりも、唖然とすると言うか、悲しくなりましたよ~
返信する
これは日本人に時に (taichan)
2007-05-27 16:04:41
アメリカではこういう光景は見ないです。日本ではどこの地域でもこういう若い人が居るんですね。外国人に見られたくないです。
その一方でヨーロッパのホテル業界のアンケートで日本人は最高、礼儀正しい、綺麗好きと高評価を受けています。
しかし、近い将来日本人はどう評価されるんでしょうか?
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Unknown (Ravel)
2007-05-27 16:46:57
有賀先生、緩和医療が、一般とその他医療系に開かれているとはいえない現在、先生の本当の直接のお考えを私達一般の者に送っていただくことをお願いできますでしょうか。以前、自分なりの気持ちをこのブログを通じて先生にお送りしたつもりです。以来、先生のブログを拝見しておりますが、お答えいただいているという確信がもてません。それは、私がまだ家族を喪失した苦しみのなかにいるということがあると思います。また、先生は日々追いかけらるような日々をお送りのことと思いますから、おそらくブログは先生のお仕事の主要を外れた部分であるのかもしれません。しかし、一般の方の目に触れる以上はお考えを示していただき、また、患者、その家族の疲労も同じであるというお考えにたっていただき、患者、そして緩和ケアに関心のある方に少しでも具体的かつ有意なお考えとご経験をお教え頂きたいのです。先生を読んでいらっしゃる方が多くいらっしゃることをご理解ください、そして現場をこのようにお話くださるお医者様は稀有であると思いますからこそ、真意を持っていただきたいのです。
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コメントありがとうございました。 (aruga)
2007-05-27 23:06:29
たぬくまぞうさん
夕方帰宅している風でした。確かに、常識は通用しないようでした・・・

アリーさん
松葉杖をついていてもですか?今回のことはあっけにとられたのですが、アリーさんのコメントを拝見して、この社会は歪んでいないかしら・・と心配になりました。

taichan先生
日本人は、人ごみをかき分けるとき、失礼とかすみませんっていう人とても少ないですし、ぶつかっても何も言わない人多いですもの。エクスキューズって英語圏のよい文化だなあと思います。

Ravelさん
下記の2つの記事にコメントしてくださったラベルさんと同じ方でしょうか。

http://blog.goo.ne.jp/e3693/e/b92d8771c5da8098be914527e1ab79b7

http://blog.goo.ne.jp/e3693/e/a7eec6c9db5449c04c8e9f9f15743cdf
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両手松葉杖でした (アリー)
2007-05-28 20:40:23
両手に松葉杖で、つり革を持つのは不可能な状態でした。
朝は1時間遅れて出勤させてもらい、帰りは一般座席で譲ってもらうのは気が引けるので、毎回、優先座席の7人がけに6人で座っている所へ行って
「すみません。詰めていただけませんか?」とお願いして座っていました。
お願いする前に譲ってもらえた事はなかったですね~
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Unknown (shiori)
2007-05-29 15:26:21
お久しぶりです。
私も小5の時に利き手を複雑(?)骨折したり
階段落ちて捻挫したりしながら片道1時間の塾へ
通っていた頃がありました。いつも兄や母が
ついていてくれたので大事に至ることは
ありませんでしたがやはり辛かったことも事実です。
つり革には背が低くて届きませんし…

札幌では優先席ではなく専用席のようになっている
と兄に聞きました。とても羨ましく思います。
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コメントありがとうございます (aruga)
2007-05-29 23:24:44
アリーさん
そうなんですか。怪我をしている方が気をつかっているのが現状ですね。次男がギブスの時も譲ってもらったことは一度もなかったと言っていました。寂しいし、悲しいですね。

shioriさん
小学生の時の怪我は中学受験を控えて本当に大変なことでしたね。よくがんばりましたね。北海道は、独自の文化があるところですね。北海道に行こうかななんて思っていますか?それとも・・?
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すみません(><) (シオリ)
2007-05-30 01:41:52
いつものくせでローマ字打ちしてしまいましたが、
シオリです。
大学はそれでもいいかとちょっと考えたのですが
自炊できないので志望校から外しました。
家の都合もあり、都内にいるつもりです。
…受かれば(^^;
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ということは・・ (aruga)
2007-05-30 21:47:00
学部は、初志のまま・・?もし、そうなら・・かなり限られますよね。超高偏差値?!
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