加えて、
この患者さん、貼付剤を剥がして疼痛が増したとき
どのようにしていたかと言うと・・・・
な・・ +++++++++++++++++++ キシロカインは不整脈に使用する薬剤で 心臓に悪いと説明を聞き 本当に大切なことを優先して 貼付剤を始めるとき 色々な方に意見を聞きました。
なんと・・
キシロカインゼリーを
口腔内の傷のある疼痛部位に
乗せていたのです。
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心臓に作用します。
粘膜上でも、特に傷があれば吸収は早く
なおかつ、口腔内からの吸収は
直接大循環に乗りますから
注射に匹敵します。
普通はキシロカインも
そんなに多くを使いませんので
まったく、問題はありません。
でも、フェンタニル2.5mgを剥がした後の
強い痛みをしのぐために
沢山のキシロカインを口腔内に入れ続るようなら
心臓が悪い高齢者の方ならやはり
医療者と相談しながら使っていくべきでしょう。
服薬指導用紙の”呼吸を苦しくする”を読み
不安をあおられて、貼付剤を剥がし
それで増強した疼痛に対し
キシロカインを傷のあるところに
使用していた・・
フェンタニル貼付剤2.5mgは経口モルヒネ60~90mgです。
これを飲んだり、飲まなかったりしたことと
同じことが体内で起こっているのです。
服薬指導するなら
自分の判断で中止をしないでくださいと
まず、付け加えるべきです。
1時間も時間をかけて説明をし
紙に書いて渡したにもかかわらず
心臓に悪い薬ですの一言で
結果的に安全な投与ができなくなってしまっていました。
この調剤薬局の内容には
正直、怒りでいっぱいでした。
共通していたことは
調剤薬局の服薬指導は
服薬指導点数をとるために
画一的になってしまっている・・・・
ということでした。
あの、服薬指導の文章は
各薬局で作成しているのでしょうか。
オピオイドなどは
監修をつけるべきではないでしょうか。
このあたりにも
日本緩和医療薬学会に期待したいと思っています。
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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薬局で貰う薬に説明が書いて有りますが、画一的で薬の組み合わせに対する説明も有りません、多分薬局用のソフトで決まった説明を印字しているだけ見たい。
薬剤師さんが追加の説明をしてくれますが、やはりお医者さんに聞かないと詳しい事は分かりません。
(NHKのテキストや専門の解説書の方がそれぞれの薬の説明や組み合わせの良し悪しや副作用に付いて詳しく書いて有ります)
薬の袋の説明は無い方が良いと思っている一人です。
(薬の名前と写真だけで十分と思っています)
誤解を招きそうなので・・・。どうしようかと随分迷ったのですが・・・。
お薬手帳に張る説明文。ある程度画一的な物になってしまいますが・・・。
初めてのお客様も、処方を見れば、大体の体調は、解りますがちょっとどの程度、説明をして差し上げた方がよいのか、また説明をして差し上げない方がよいのか、様子を診ながら、お話しする姿勢は、あると思っています。私の両親・兄夫婦。
そして、病は気から。と言うことも確かにあるので、常連さんのお客様で、特に気にしやすい方には、言わないでよいことは、副作用欄に何も書かれない様にと言うか、そう言う方には、書面で渡さない様にしている模様。でも「よその薬屋さんに処方箋を持っていくと、副作用がたくさん書いてあったり、お話しされたりするけれど、お宅に処方箋を持ってきて、貰う薬は、副作用が書いておらず、副作用がないって事だよね。本当に出ないんだよ。」と、大きい声でおっしゃると申しておりました。よそでも同じ薬処方されているのに・・・。とぼやいていました。
難しいのであります。
実は、私、薬剤師の資格も持っており(ほとんど使った経験はないのですが)薬局での服薬指導のコメントはほとんどがレセプト請求などと一体になったソフトであり画一的な内容です。種類によっては各々の薬剤師により変更できるのですが、忙しかったり、面倒であったりでなかなか難しいようです。
また、この方の話では薬剤師個人の問題もあるように感じます。
残念ながら、個人個人にあう服薬指導を考えずに、画一的に行う薬剤師さんも当院にもいらっしゃいます。
もちろん、ほとんどの薬剤師の方はそのあたりも踏まえて服薬指導されていると思いますが。
読ませていただいております。
薬剤師さんと合同で勉強会とか
必要ですね。
なかなか忙しくて難しいでしょうけど。
あと私信で申し訳ありません!
peak1839アットマークgoo.jp
までご連絡ください。
欠点とは・・・「臨床をしっかりみていない」ことです。
これは病院の臨床現場に出ていてさえも『一部の薬剤師に起こりうること』です。(上記よっしいさんもかかれているように)
服薬指導とは、画一的な薬の説明だけすればよいというものではないはずなのに。
私も古い部類の薬剤師で、入職当時は『告知をされているかもわからない患者さんに対して(特にがんの)薬の説明をしてはいけない』という状況から、薬に関する医療事故を経て、平成4年に薬剤師も医療の担い手となり、『薬剤師による薬剤管理指導(薬の説明をしなければいけない)義務』が発生しました。
再教育も経ず突然の変遷ゆえの弊害ではないかとも思います。
これからの薬剤師は(とくにがん医療を在宅支援するならば)臨床を学んで適切な薬の説明ができるような教育システムも必要だと思いました。
大変貴重なご意見だと思いました。
私に何が変えられるわけもありませんが、このような問題は解決に向かい努力していきたいと思います。
やはり、個々ではなく、“画一的”に問題を感じますね。この画一的な服薬指導に、お金をお支払い頂いているのですよ・・・
ぴょんさん
ぴょんさんのお家の薬局さんは、個別的な配慮をなさっていらっしゃるのですね。古くからの薬局さんはそういう人とのつながりを大切にしてくださるような印象があります。
よっしい先生
薬剤師免許もある医師でいらっしゃったのですね!聞いた話では、まるで、台詞のように話す薬剤師さんもいらっしゃるようで・・でも、一部の方なのですね。医師にも色々いるように薬剤師さんも色々でしょうからこれにめげないで、私ももっと外に目を向けてみます。
脳外科(見習い)先生
緩和ケアチームが院内入院が主であったという点が、外に情報発信できていない院内医療者の責任でもあるのかもしれません。
ご連絡の件、了解しました!
miminnekoさん
コメント頂いて、なるほどそういう背景もあったのか・・と思いました。色々な講義、講演に忙しいのに足を運ばれる薬剤師さんが沢山いらっしゃる一方、特別の教育支援なく薬局をなさっている方もいらっしゃるのですものね。薬学部が6年生になって臨床実習などが入っていくと違ってきますでしょうか。
浮かんできました(笑)
ちょうど、薬科大4年生の実習指導をしていたので、今日(6/20)、このブログを見せてみんなで討議してみました。
ある実習生は「その薬剤師は頭がおかしいんじゃないかと」とまで言い切りましたが・・・
「説明が足りない」、「相手の感情、心情を理解していない」、「情報提供書の文章はもっと吟味すべきだ」「情報提供書にかかれた文章を読み上げるだけの薬剤師になんかにはなりたくない」などいろいろ意見がでました。
実習生に対しては、効果的な薬物療法とは
患者に適した薬が処方されるだけでなく
薬 + 説明
薬 + 説明 + 傾聴・共感
薬 + 説明 + 傾聴・共感 + 相手を気遣う一言
が重要なのだと、段階的に指導してきました。
(実習要綱には、おそらくないと思いますが)
実際に僕自身の服薬説明を見学させながら説明してきましたが、次のステップとして、「病態を理解した上での服薬説明」の講義の際にこのブログを紹介しました。
現役で働いている薬剤師よりも、学生の方が意外としっかりしているようで、安心するやら、自分の勉強不足、スキル不足に、将来足元をすくわれるような不思議な気分でした。
しっかりとした考えを持っている薬剤師をめざしている学生もいるようです。教えているはずが、いつの間にか学生から教わることも多く、これまた不思議です。
岡山にいきます。
講義に使って下さったなんて、嬉しいです。現場のことを伝えることって難しいかなぁと感じていました。若い力に元気をもらいました。考える指導をなさっていることにも学ばさせていただきました。実習生さんが現場にでていらっしゃるのが楽しみです。薬~気遣う一言。なるほど、その通り!と思います。