その時・・
「ふふっ(意味深な笑い・・)
私・・
勝ち組!!」
し、深刻な話が爆笑に。。
+++++++++++++++++++ おぉ よかったぁ。。。 「いつ頃からかわからないけど 「大切なのは幸せ感があること・・だよね。 症状は力の限りとっていくよ。
お元気でしたか?ここをクリックお願いします。
ブログランキング「緩和ケア医の日々所感」のクリックでもどってきます。
+++++++++++++++++++
心に汗を掻き掻き・・
「どんなところで、勝ち組だなって感じるんですか?」
幸せだなあ・・って感じるようになって。
病気になってからかしら・・よくわからないけれど・・」
娘さんが、涙を堪え切れず
外来の外にそっと出て行かれました。
その幸せ感を支えてきたのは
娘さんに他ありませんでしたから・・
それに、症状がないことでしょ。
マーカーの数字がどうだって
症状がなければいいじゃない?
消化器科の先生の役割として
腫瘍マーカーや腹水の量も気にしてくれるけれど
それはお任せしよう。
その外来の後、緩和ケア外来にきたら
そのことは、ちょっと横に置いて
症状がないことを大切にしよう。
そして、今生きているという事実
幸せだなって感じていられていることを味わって
そんな日を一日ずつ延ばしていこう。
大学病院から私を頼ってきてくださったのだから
責任重大だわ・・」
ここ、クリックお願いします。人気ブログランキング参加中です。
今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
+++++++++++++++++++++++++++
主人の姉は、末期の頃、だんだん、清廉になっていきました。
主人は、助けてちょーだぁい!!と、清廉とは無縁に、彼の人なつっこさを前面に出す末期の頃でした。良かったかなぁ?
私、思いました。
生きてきたようにしか、死ねないのね。と・・・。
かっこ悪くってもいいや。とも・・・。
変でしょうか。
清廉な方が尚、清廉に研ぎ澄まされていく・・お父様らしさがそこにあった一方、弱音を吐けない所を医療者がもう一歩踏み込んで理解して差し上げる努力が必要だったということでしょうか。
ぴょんさんのご主人は、心のうちをくたっくなく表出なさっていたのですね。
人それぞれ、生きてきた延長線上に生き抜いていくものなのでしょう。
達観の境地にある方が、透明にみえることがあります。力まず、時の流れにゆるりと身を任せている様な。この患者さん、この時の外来では、遠くを見つめながら透明な表情をなさっていたのが印象的でした。