黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

台湾旅行記 雑記

2008-03-20 10:38:29 | ハワイ・台湾旅行
今日の雑記で台湾旅行記は締めとしたいと思います。

~雨と寒さ~
渡航前の調べでは台湾は気温20度前後という春の気候で暖かい
とのことでしたが、僕らが行った時は太陽が出ずに雨で正直寒かった
ぐらいでした。パーカーを持っていなければ外出できなかったかも?

~台湾の物価~
安いです、日本より。今まで行ったどの国よりも安くてお金もそんなに
使わなかったです。台湾のコンビニではエコ対策なのかレジ袋を
1元(約4円)で買わなければなりません。なので日本よりエコバックの
普及率は高いのではないでしょうか。

~地下鉄の切符~
台北市内を移動するのには欠かせない地下鉄の切符↓↓

券売機でお金を入れるとプラッチックのおもちゃのようなコインがコロンって
出てきました。「えっ?コレなに?」と不安に思い、人がするのを見ていたら
やはりこれが切符で改札のセンサーにあてると入場できるしくみです。
出るときはこのコインを入れるところが改札口にあって入れると出れます。

~親日国・台湾~
台湾の世論調査では90%以上が日本に親しみを持っていて、一番尊敬する国であり
行ってみたい国であり、移住してみたい国だそうです。
かつては日本は台湾を植民地として支配していました。日本側の思惑はともかく
日本の統治によって台湾のインフラは整備され治安は安定し教育水準もあがって
人々の暮らしは向上したので高齢者にとっては日本は恩人だという意識があるそうです。
また若者は日本の若者文化にあこがれることによって日本を身近に感じています。

台湾の総統選挙が行われますが経済問題もからんで少々複雑なようです。
日本敗戦後は日本と闘った国民政府が共産党に負けて台湾入りして
台湾を中華民国として統治しました。内省人(台湾人)と外省人(国民政府)との
対立もかつてはありました。
本来の台湾人の人々はやはり台湾は独立国であって中国ではないとの意識は
強いみたいです。

台湾の人々は日本に大変親しみを持ってくれています。おそらく親日感では
世界のどの国よりかも強いのではないでしょうか。しかし政治的には
そんな親日国の台湾を日本は国として認めず正式な国交はありません。
李登輝元総統が来日するのにも日本政府は中国の顔色をうかがってうろたえる
ばかりです。非常に恥ずかしいことです。
台湾の人々が最も尊敬する国、日本。我々日本人はその台湾の人々の思いに
胸をはってこたえていかなければ、やがて日本にとって大切な友を失ってしまう
ことになるかもしれません。

台湾旅行記 その4 龍山寺

2008-03-18 20:34:41 | ハワイ・台湾旅行
さてさて、今回のわたくしのメインはここ→「龍山寺」です。
読み方は「ロンサンスゥ」
1738年創建の台北市最古の寺院だそうです。日本的には江戸中期なんで
歴史浅いですけどね。
地下鉄で「龍山寺」駅というのがあってそこで下車したらすぐのとこに
あります。

門前の雰囲気は四天王寺や浅草寺に似たものがあって、よく言えば下町・・・
悪くいえばちょっと汚らしい街の中にあります。
↓↓これは日本寺院でいう山門かなぁ? ド派手でしょ?



境内には布地でできたいろんな人形などが飾ってありました。
写真のでっかい提灯の下に入って人々は祈りをささげてます。
僕も入りましたけどね。



千手観音と金魚?なぜ??



境内への入り口となる中門・・・かな?



観音菩薩をご本尊とする本堂。このお堂の後方には三国志演義の英雄「関羽」を祀る
「関帝廟」をはじめ道教の神様を祀るお堂もあります。
そうです、台湾の寺院は日本以上に神仏習合なんですね。



初めて行ったのは土曜日の昼ですごい人の数でした。2回目・3回目はいずれも
平日の朝ですが、この時もけっこうな人の数で台湾人の信仰の篤さにちょっと驚き。
日本人みたく「困った時の神頼み」じゃなくて日常の生活の中にしっかりと信仰が
根付いているんだなぁと強く感じました。チャラいギャル男やギャルの子みたいな
若い子もけっこう参拝していてしっかりと礼拝していました。
明日はもうちょっと詳しくこの龍山寺について書きます。

台湾旅行記 その3

2008-03-17 20:16:39 | ハワイ・台湾旅行
今日は市内観光で行った「チョウフン」をUPします。
ここは台北市街から東方にあるかつての金鉱脈の町で
山の中腹にあります。そして「千と千尋の物語」の
モチーフとなった町です。写真をみるとわかりますよ。





千尋家族が通ったトンネル・・・この先にはあの世界が・・・。



この地域は年間の3分の2は降雨するらしくて行った日も
見事に雨でした。



町の中は狭い路地と坂道。繁華街?は3人も並べば通れないほどに狭くて
雨のこの日は傘もすぼめ気味に歩きました。「臭豆腐」の店の付近は
ヤバいほど臭かったです。



さて、この他にも台湾名物の夜市や世界一高いビルの101などに行きましたが
写真は残念ながらないので観光紹介はこれで終了です。
明日は龍山寺について・・・です。

台湾旅行記 その2

2008-03-16 12:08:22 | ハワイ・台湾旅行
台湾4日滞在のうち真ん中の2日間は時折雨に降られました。
滞在2日目は市内観光です。台湾は初めてなのでこれは行っとかなきゃね。

まずは「忠烈祠」(ツォンリエツゥー)
これは国に殉じた軍人を祀る施設で日本の靖国神社みたいなところです。
ただ宗教色は無いみたいで国立の追悼施設ですね。
陸海空三軍の持ち回りによる1時間毎の衛兵交代が観光の目玉です。



衛兵交代の時間はすごい数の観光客が群参します。衛兵交代はラッパや太鼓などは無くて
無音で粛々と行われます。



明朝の宮殿様式。台湾は国立建造物の規模がとにかく大きい。



次に世界四大博物館のひとつ「故宮博物院」
かつては中国大陸にあった宝物の数々が国共内戦の後に国民政府とともに台湾に移り
その数は70万点あるといいます。
約2時間ほど見学しましたが、お腹いっぱいですね。
日本の東京や京都や奈良の国立博物館も展示物の質量とも多いですが
ここのはまた規模が違います。1日かけて休憩しながらゆっくり見たかったです。



さてこの他にも「チョウフン」にも行きましたがそれは次回更新で。

台湾旅行記 その1

2008-03-15 12:35:54 | ハワイ・台湾旅行
今日の土曜日は連休では3ヶ月ぶりに家でゆっくりとしている休日です。
年末から休みはどっかに行っていましたからね。
というわけで先週の土曜日から3泊4日で行った台湾旅行記を書きたいと思います。

かつて香港には行ったことあるのですが台湾は初めて行きました。
いつかは行ってみたい国だったのですが、特になんの前調べもせずに入国!
相変わらず無計画です。
んでも、「とりあえずここは行っとけ!」ってとこは行ったらしいので
順次、写真をUPしていきますね。

入国後、最初に連れていかれたのが台北市内最古の「龍山寺」
あちゃー! ここは今回のメインだったのにいきなり前菜に出てきましたよ!
「なにしてくれるねん!」って感じですw
この龍山寺については後日、じっく~りと書きますので今日はスルーで。

次に連れていかれたのが中華民国初代総統「蒋介石」の廟所である「国立台湾民主記念館」
ここはビビった、建物のでかさに!



上の写真は建物の後方から撮影したものですが・・・。中にはこれまたでっかい
大仏のような大きさの蒋介石総統の像が安置されていました。
古代ならともかく近現代でこれほどの陵墓は他にないですね。
前庭は多人数でもOKな広場のようになっています。



台北市の国立オペラハウス。外観は中国式宮殿建築でとても豪華な外観です。



高速道路を走るバスの中から撮影した台北市内のマンション群。
全体的に古いビルが多くて少し寂れた印象がありました。



今回のホテルはシェラトンタイペイです。漢字表記で「台北喜來登大飯店」