連休中の今日、奈良の桜井へ寺社巡りに行きました。室生寺・長谷寺・石上神宮です。
長谷寺は西国三十三所なのでもう5回目ですが、室生寺と石上神宮は初めてです。
自宅の京都府舞鶴市を午前4時前に出て京都~奈良へと国道24号線を南下して予想予定より早く
午前7時半前には室生村に入り、しばらく休憩の後、午前8時の開門を待って入山しました。
室生寺までは室生川に沿って人家のない道を走りますが、門前は土産物屋や旅館などもあって
山村にしては賑わっています。室生寺のためにあるような村落ですねー。
太鼓橋という朱塗りの橋を渡れば室生寺の境内です。正面は本坊の表門。
昔は女人禁制だった高野山に代わり、女人の参拝を受け入れた真言道場として「女人高野」と
呼ばれてきたそうで、門柱にも誇らしげにしっかりと「女人高野」と刻まれている。
参拝は表門前を右に折れて進む。 ちっさいヘビがいた。15cmぐらい。
拝観受付をすぎると仁王門。これは近代の造営。 金堂へ続く鎧坂。ちらりと見えて期待感が高まる。
国宝の金堂。平安初期の造営で柿(コケラ)葺きの屋根。
この金堂の中にご本尊の釈迦如来を始め、薬師如来・地蔵菩薩・文殊菩薩・十一面観音が
ずらーっと横一列に安置されていて、その手前に十二神将が立っていて、その全部が国宝・重文で
よくもまあこれだけのものがあの山村に1200年伝えられたものだと感心。特に釈迦如来の光背の美しさには
目を奪われますね。画像はこちら→室生寺サイト
えっと、実は堂内に入って拝観できるのは期間限定らしくて、通常は堂外からの拝観になるそうで・・・。
今回は幸運にも堂内に入れて間近で拝観&お参りができました。
さてその金堂の横に、少々小ぶりなお堂があり、それが重文の弥勒堂で鎌倉時代の造営。
こちらのご本尊は弥勒菩薩(重文)ですが、その向かって右側に釈迦如来。金堂の釈迦如来は立像ですが、
こちらは坐像で、客仏として安置されているらしく、こちらも国宝。写真でちょっとだけ見えてますけど。
金堂脇の石段を上がると、室生寺の本堂とされている灌頂堂が見えてきます。
本堂は創建年が明らかになっていて延慶元年(1308)造営。やはり国宝・・・。
ご本尊は平安初期の作とされる如意輪観音です。
以上、今日はここまで。次回は五重塔・奥の院をUPします。
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長谷寺は西国三十三所なのでもう5回目ですが、室生寺と石上神宮は初めてです。
自宅の京都府舞鶴市を午前4時前に出て京都~奈良へと国道24号線を南下して予想予定より早く
午前7時半前には室生村に入り、しばらく休憩の後、午前8時の開門を待って入山しました。
室生寺までは室生川に沿って人家のない道を走りますが、門前は土産物屋や旅館などもあって
山村にしては賑わっています。室生寺のためにあるような村落ですねー。
太鼓橋という朱塗りの橋を渡れば室生寺の境内です。正面は本坊の表門。
昔は女人禁制だった高野山に代わり、女人の参拝を受け入れた真言道場として「女人高野」と
呼ばれてきたそうで、門柱にも誇らしげにしっかりと「女人高野」と刻まれている。
参拝は表門前を右に折れて進む。 ちっさいヘビがいた。15cmぐらい。
拝観受付をすぎると仁王門。これは近代の造営。 金堂へ続く鎧坂。ちらりと見えて期待感が高まる。
国宝の金堂。平安初期の造営で柿(コケラ)葺きの屋根。
この金堂の中にご本尊の釈迦如来を始め、薬師如来・地蔵菩薩・文殊菩薩・十一面観音が
ずらーっと横一列に安置されていて、その手前に十二神将が立っていて、その全部が国宝・重文で
よくもまあこれだけのものがあの山村に1200年伝えられたものだと感心。特に釈迦如来の光背の美しさには
目を奪われますね。画像はこちら→室生寺サイト
えっと、実は堂内に入って拝観できるのは期間限定らしくて、通常は堂外からの拝観になるそうで・・・。
今回は幸運にも堂内に入れて間近で拝観&お参りができました。
さてその金堂の横に、少々小ぶりなお堂があり、それが重文の弥勒堂で鎌倉時代の造営。
こちらのご本尊は弥勒菩薩(重文)ですが、その向かって右側に釈迦如来。金堂の釈迦如来は立像ですが、
こちらは坐像で、客仏として安置されているらしく、こちらも国宝。写真でちょっとだけ見えてますけど。
金堂脇の石段を上がると、室生寺の本堂とされている灌頂堂が見えてきます。
本堂は創建年が明らかになっていて延慶元年(1308)造営。やはり国宝・・・。
ご本尊は平安初期の作とされる如意輪観音です。
以上、今日はここまで。次回は五重塔・奥の院をUPします。
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