謹賀新年・・・と言うにはすでに日にちが経ちすぎておりますが、今年最初の更新ということで、
よろしくお願いいたします。くろこまの新年は元旦に日の出とともに地元の朝代神社に初詣。神宮大麻と
朝代神社の御神札を頂いて自宅に戻って神棚に奉祀しました。毎年のことです。2日は京都に上洛。
とその前に、旧三和町にある大原神社に初詣。昼中は多くの参拝者で賑わうのだろうが、午前8時ごろに
行ったので、境内はまだ静まり返っていました。授与所もまだ宮司さんのご家族が準備中みたいな
感じでしたが、声をかけると快く応じていただいて、こちらで今年の安寧御守りをいただきました。
白地に日の丸が刺繍された御守りです。この大原神社は安産の神さまとして有名ですが、くろこまが
毎年の祇園祭でちまきを買う綾傘鉾はこの大原神社の分詞社を会所としていて、江戸時代からの縁だそうです。
さて、京都でははじめに上賀茂神社に初詣。現在は社殿が式年遷宮のため覆われているので全体を見ることは
できませんが、初詣期間中は本殿の間近まで近づいて参拝できるので、本殿権殿に描かれた狛犬獅子も
しっかりみることができました。
上賀茂神社のつぎは下鴨神社へ。上賀茂神社は人も多いというほどではなくてゆったりとお参りできましたが、
下鴨神社は人が多くて、しかも拝殿前の言社に並ぶ人がいて大渋滞。喧騒の渦中にての参拝となりました。
両社参拝のあとに西国第十八番の六角堂にお参り。観音初参りです。このあと六角通りを河原町方面に
向かって歩くと、商家や料理屋旅館が立ち並んでいて、それぞれの正月玄関飾りを目にすることができます。
くろこまは「幕」というものになぜか大変惹かれておりまして、普段でも寺社の奉納幕や門幕をしげしげと
見るのですが、正月の玄関飾りの門幕ともなるとさらにテンションが上がるのであります。ひと口に門幕と
いっても大きさはもちろん配色もさまざまです。
旅館こうろの門幕。最もポピュラーな上白に下紺。王道ですな。国旗が向かって右なのは京式なのでしょうか?
次は京懐石料理の花伝の門幕。上白下薄紫。
この幕の特徴は丸に三つの木瓜の紋が大きく色をまたいで染められている点です。したがって三つの木瓜のうち
上ひとつは薄紫、下ふたつは白抜きと色が変わるなかなか凝ったものです。薄紫も上品な色使いで門の風格に
合っていますね。目に留まったのが青竹の樋。風情があっていいのですが、やがて色が変わってもそのまま
なのでしょうか。数ヵ月後に確認してみたいです。
次にこちらは小豆色一色の門幕。注連飾りの存在感がいいですね。苦言を呈すれば縄をしっかりと張って
もらいたい。向かって左側がだれていて幕も下がって紋が乱れて見えますから。
最後に今回一番萌えたのがこちら。京料理店にしむら。
ちょこんと小さくて可愛いですな~!でもしっかりと門幕です。人がくぐる時に完全に邪魔になりそうなんですが、
そこも含めていいです。門松も立派です。聞くところによると竹を斜め切りではなくて節にそって真横に切るのは
武家風らしいですね。
さてくろこまの家ですが、玄関には上白に下紺の幕、そして今年は知人の山から竹をもらって竹に若松を
くくりつけて白奉紙を巻き紅白の水引を蝶々結びにした門松を置きました。さらに床の間には上白下水色の幕。
花活けはやはり竹に松です。
今年は六角通りでしたが来年正月は祇園界隈に行ってみたいですね。祇園のお茶屋さんのいろんな門幕を
見てみたいです。
←ポチリとクリック応援お願いします
よろしくお願いいたします。くろこまの新年は元旦に日の出とともに地元の朝代神社に初詣。神宮大麻と
朝代神社の御神札を頂いて自宅に戻って神棚に奉祀しました。毎年のことです。2日は京都に上洛。
とその前に、旧三和町にある大原神社に初詣。昼中は多くの参拝者で賑わうのだろうが、午前8時ごろに
行ったので、境内はまだ静まり返っていました。授与所もまだ宮司さんのご家族が準備中みたいな
感じでしたが、声をかけると快く応じていただいて、こちらで今年の安寧御守りをいただきました。
白地に日の丸が刺繍された御守りです。この大原神社は安産の神さまとして有名ですが、くろこまが
毎年の祇園祭でちまきを買う綾傘鉾はこの大原神社の分詞社を会所としていて、江戸時代からの縁だそうです。
さて、京都でははじめに上賀茂神社に初詣。現在は社殿が式年遷宮のため覆われているので全体を見ることは
できませんが、初詣期間中は本殿の間近まで近づいて参拝できるので、本殿権殿に描かれた狛犬獅子も
しっかりみることができました。
上賀茂神社のつぎは下鴨神社へ。上賀茂神社は人も多いというほどではなくてゆったりとお参りできましたが、
下鴨神社は人が多くて、しかも拝殿前の言社に並ぶ人がいて大渋滞。喧騒の渦中にての参拝となりました。
両社参拝のあとに西国第十八番の六角堂にお参り。観音初参りです。このあと六角通りを河原町方面に
向かって歩くと、商家や料理屋旅館が立ち並んでいて、それぞれの正月玄関飾りを目にすることができます。
くろこまは「幕」というものになぜか大変惹かれておりまして、普段でも寺社の奉納幕や門幕をしげしげと
見るのですが、正月の玄関飾りの門幕ともなるとさらにテンションが上がるのであります。ひと口に門幕と
いっても大きさはもちろん配色もさまざまです。
旅館こうろの門幕。最もポピュラーな上白に下紺。王道ですな。国旗が向かって右なのは京式なのでしょうか?
次は京懐石料理の花伝の門幕。上白下薄紫。
この幕の特徴は丸に三つの木瓜の紋が大きく色をまたいで染められている点です。したがって三つの木瓜のうち
上ひとつは薄紫、下ふたつは白抜きと色が変わるなかなか凝ったものです。薄紫も上品な色使いで門の風格に
合っていますね。目に留まったのが青竹の樋。風情があっていいのですが、やがて色が変わってもそのまま
なのでしょうか。数ヵ月後に確認してみたいです。
次にこちらは小豆色一色の門幕。注連飾りの存在感がいいですね。苦言を呈すれば縄をしっかりと張って
もらいたい。向かって左側がだれていて幕も下がって紋が乱れて見えますから。
最後に今回一番萌えたのがこちら。京料理店にしむら。
ちょこんと小さくて可愛いですな~!でもしっかりと門幕です。人がくぐる時に完全に邪魔になりそうなんですが、
そこも含めていいです。門松も立派です。聞くところによると竹を斜め切りではなくて節にそって真横に切るのは
武家風らしいですね。
さてくろこまの家ですが、玄関には上白に下紺の幕、そして今年は知人の山から竹をもらって竹に若松を
くくりつけて白奉紙を巻き紅白の水引を蝶々結びにした門松を置きました。さらに床の間には上白下水色の幕。
花活けはやはり竹に松です。
今年は六角通りでしたが来年正月は祇園界隈に行ってみたいですね。祇園のお茶屋さんのいろんな門幕を
見てみたいです。
←ポチリとクリック応援お願いします