法隆寺を訪れた人は大抵、南大門から入って仁王さまの中門と
後方にそびえる五重塔の圧倒的な伽藍に感心しつつ1000円を
払って西院伽藍、宝物館である大宝蔵院、ここでお腹がいっぱいに
なりつつもしばらく歩いて夢殿(東院伽藍)に入るというのが
一般的な参観ルートだと思いますが、この夢殿の出口を右に行くと
また新たな門が現れて「ここもか?」と思いつつ入ろうとしたら
さっき支払った1000円の拝観料とは別にまた500円の拝観料が
必要と知って引き返す人もいると思います。
そうです、そこは法隆寺ではなくて「中宮寺門跡」という別のお寺です。
しかし夢殿に隣接していて法隆寺の敷地内にあると勘違いするほどです。
中宮寺門跡・・・法隆寺と同じ聖徳宗ですが尼寺です。太子の母后である
「穴穂部間人皇后」の発願により太子の斑鳩宮を中心として法隆寺(斑鳩寺)
と対照的な位置に建立された飛鳥時代からの続くお寺です。
しかし寺運が衰えて戦国時代に火災のためにとりあえず法隆寺山内へ
避難する形となり現在の地にご本尊も鎮座することになりました。
だから厳密にいえば法隆寺の敷地内にある法隆寺とは別のお寺・・・と
いうことになりますか。
近世に至って代々の住職は宮家の姫宮が就かれる尼門跡寺院となり
現在に至っています。門跡寺院なので「斑鳩御所」ともかつては言いました。
寺宝としては世界的にも有名な如意輪観音、そして太子入滅後に
妃である橘大郎女が太子を偲んで織らせた「天寿国曼荼羅繍帳」などです。
中宮寺の表門
法隆寺と中宮寺の塀の境目。高い方が中宮寺。
現在の中宮寺本堂は耐震耐火建造物。高松宮妃のご発願により昭和43年建立。
堂内では間近で世界の三大微笑と称される如意輪観音が拝観できます。
中宮寺本堂から見た塀越しの法隆寺夢殿。まさに隣接。
後方にそびえる五重塔の圧倒的な伽藍に感心しつつ1000円を
払って西院伽藍、宝物館である大宝蔵院、ここでお腹がいっぱいに
なりつつもしばらく歩いて夢殿(東院伽藍)に入るというのが
一般的な参観ルートだと思いますが、この夢殿の出口を右に行くと
また新たな門が現れて「ここもか?」と思いつつ入ろうとしたら
さっき支払った1000円の拝観料とは別にまた500円の拝観料が
必要と知って引き返す人もいると思います。
そうです、そこは法隆寺ではなくて「中宮寺門跡」という別のお寺です。
しかし夢殿に隣接していて法隆寺の敷地内にあると勘違いするほどです。
中宮寺門跡・・・法隆寺と同じ聖徳宗ですが尼寺です。太子の母后である
「穴穂部間人皇后」の発願により太子の斑鳩宮を中心として法隆寺(斑鳩寺)
と対照的な位置に建立された飛鳥時代からの続くお寺です。
しかし寺運が衰えて戦国時代に火災のためにとりあえず法隆寺山内へ
避難する形となり現在の地にご本尊も鎮座することになりました。
だから厳密にいえば法隆寺の敷地内にある法隆寺とは別のお寺・・・と
いうことになりますか。
近世に至って代々の住職は宮家の姫宮が就かれる尼門跡寺院となり
現在に至っています。門跡寺院なので「斑鳩御所」ともかつては言いました。
寺宝としては世界的にも有名な如意輪観音、そして太子入滅後に
妃である橘大郎女が太子を偲んで織らせた「天寿国曼荼羅繍帳」などです。
中宮寺の表門
法隆寺と中宮寺の塀の境目。高い方が中宮寺。
現在の中宮寺本堂は耐震耐火建造物。高松宮妃のご発願により昭和43年建立。
堂内では間近で世界の三大微笑と称される如意輪観音が拝観できます。
中宮寺本堂から見た塀越しの法隆寺夢殿。まさに隣接。
じゃ止めた。
な、口でした。
たた見て周る。なんて浅はかなのでしょうか。
・・・もっと勉強します(;・∀・)
法隆寺も昨年に1度行ったきりですからね。
次回(?)はもっと目的をもって周りたいと思います。
もし次回?行かれるときはレンタサイクルで
法隆寺の他にも法輪寺や法起寺も巡ってください。
斑鳩の里が堪能できますよぉ~!