正月も3ヶ日を過ぎると初詣の参拝者が少なくなり法隆寺は
厳しい寒さの中、1年のなかで最も閑散とする時期に入ります。
この1月8日から14日まで法隆寺の金堂において「金堂修正会」
正式には「金堂吉祥悔過」(こんどうきちじょうけか)が行われます。
平たく言えば罪を懺悔する法要です。今回初めてこの法要に参列しました。
1月13日の昼、奈良から斑鳩に入り法隆寺へ。
境内はまだ正月松の内なので写真のような門松が飾られています。
でも一般で見るような門松とは違って地に土を盛って松と笹竹がさしてある
門松でした。珍しいですね、こういう飾り方は。
法要は早朝・正午・夕刻とあるそうですが、正午の法要は1000円払って
金堂に入ればいつでも誰でも見ることができます。今回参列した夕刻からの
法要は事前の申し込みが必要です。夕刻からの法要は電気照明がなく参道には
写真のような提灯と置灯篭、そして堂内は燈明のみの漆黒に近い状態で行われます。
金堂、そして有名な五重塔ともにおよそ1300年前の世界最古の木造建築物です。
その堂内で1000年以上も連綿と続いてきた法要が金堂修生会です。
参列者はまず寺務所内の一室に集まりそこで法要の説明をうけた後にうどんを
頂戴して食します。腹ごしらえも万全です。参列者は20人。
そして夕闇の中、午後6時前に金堂へと入堂します。
堂内は燈明のみですが、燈明に浮び上がる諸仏諸天の尊像は昼間に観光客気分で
拝観するのとは異なって荘厳な雰囲気をかもし出しています。
狭い堂内はまさに仏国土=浄土を感じさせます。
法要は声明や独特の所作など秘儀あり約2時間ちかく行われました。参列者はそれを
椅子に着座して拝観します。それにしても寒かった。もちろん暖房はありません。
堂内ですから風はあたりませんがすっごく寒かったです。もう冷えまくり。
法要が終ると参列者は即刻境内より退出します。そして僕も徒歩で寒さに
身を縮めながら法隆寺駅へと戻りました。これで正月2日間に渡った
大津~山科~南都~斑鳩の巡礼は終りです。
昨日法隆寺より封書が届き、中に1週間にわたる法要が終ったことを
知らせる手紙と「牛玉札」とよばれる護札が入ってました。
牛玉とは仏様のことで「吉祥御願牛玉宝印法隆寺」という文字が
木摺された紙に牛玉の朱印がおされたものです。
厳しい寒さの中、1年のなかで最も閑散とする時期に入ります。
この1月8日から14日まで法隆寺の金堂において「金堂修正会」
正式には「金堂吉祥悔過」(こんどうきちじょうけか)が行われます。
平たく言えば罪を懺悔する法要です。今回初めてこの法要に参列しました。
1月13日の昼、奈良から斑鳩に入り法隆寺へ。
境内はまだ正月松の内なので写真のような門松が飾られています。
でも一般で見るような門松とは違って地に土を盛って松と笹竹がさしてある
門松でした。珍しいですね、こういう飾り方は。
法要は早朝・正午・夕刻とあるそうですが、正午の法要は1000円払って
金堂に入ればいつでも誰でも見ることができます。今回参列した夕刻からの
法要は事前の申し込みが必要です。夕刻からの法要は電気照明がなく参道には
写真のような提灯と置灯篭、そして堂内は燈明のみの漆黒に近い状態で行われます。
金堂、そして有名な五重塔ともにおよそ1300年前の世界最古の木造建築物です。
その堂内で1000年以上も連綿と続いてきた法要が金堂修生会です。
参列者はまず寺務所内の一室に集まりそこで法要の説明をうけた後にうどんを
頂戴して食します。腹ごしらえも万全です。参列者は20人。
そして夕闇の中、午後6時前に金堂へと入堂します。
堂内は燈明のみですが、燈明に浮び上がる諸仏諸天の尊像は昼間に観光客気分で
拝観するのとは異なって荘厳な雰囲気をかもし出しています。
狭い堂内はまさに仏国土=浄土を感じさせます。
法要は声明や独特の所作など秘儀あり約2時間ちかく行われました。参列者はそれを
椅子に着座して拝観します。それにしても寒かった。もちろん暖房はありません。
堂内ですから風はあたりませんがすっごく寒かったです。もう冷えまくり。
法要が終ると参列者は即刻境内より退出します。そして僕も徒歩で寒さに
身を縮めながら法隆寺駅へと戻りました。これで正月2日間に渡った
大津~山科~南都~斑鳩の巡礼は終りです。
昨日法隆寺より封書が届き、中に1週間にわたる法要が終ったことを
知らせる手紙と「牛玉札」とよばれる護札が入ってました。
牛玉とは仏様のことで「吉祥御願牛玉宝印法隆寺」という文字が
木摺された紙に牛玉の朱印がおされたものです。
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