ＪＲ福知山線脱線事故から１年・・・

あの事故は本当に悲惨な鉄道事故だった。誰が悪いのかはわからない。
事故当事者の運転士も死亡して、また運転に対する精神的圧迫も相当なもので
あったと後日わかってきた。それにしても何もわからないまま突然の事故で
命を奪われた人・・・あるいはその遺族・・・あるいは今も後遺症に悩む
負傷者の人たちの無念さはいかばかりであろうか。

僕も大阪へ電車で行く時はあの福知山線を利用する。あの事故以来も３回ほど
事故現場を通った。最初は復旧後すぐくらいで、事故現場のカーブにさしかかると
徐行に近いくらいに速度を落とすので青いビニールシートに覆われたマンションが
すぐに分かった。ついこの前の土曜日も大阪に行った時は電車だったので通った。
やはりカーブで速度が落ちたのでマンションを見てみるともうきれいに修復されて
いて事故現場とはわからない。しかしマンションの前には献花台が置かれていて
夜間は照明が照らされていた。途中下車することはないが事故現場に近づくと
心の中で手をあわさずにはいられない。冥福を祈ります・・・。
そしてあのような悲惨な事故がもう起きませんように・・・。　合掌