矢嶋楫子という女性をご存知でしょうか。歴史好きの私もあまり知らなく明治のキリスト教者くらいでしか知らなかったのですが、興味を持ったのは私が歴史上の人物の生年と没年を一覧表にして作ってみたとき、矢嶋楫子の生年が木戸孝充と同年で坂本龍馬などの幕末の志士の年代で、しかも熊本出身ということでさらに興味を持ちました。今、矢嶋楫子に関する本を読んでいるところです。女子学院の初代院長でキリスト教婦人矯風会の会頭としても活躍した人物ですが、その人生は波瀾万丈です。熊本旧家の生まれで厳しい歌風の中夫の暴力により離縁、当時は離縁などとんでもないことでまわりからも厳しい目で見られ上京s、今度は年下の妻子ある書生と恋愛して子供を産みます。自分の弱さを痛感してキリスト教に入信します。そしてそこから女子教育やキリスト教活動に熱心に関わっていきます。私が一番関心を持ったのは、人間の弱さに気づき、そこから人々のために活動を始めたことです。歴史の中にまた一人素敵な人物を発見しました。
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