勝海舟も平戸藩主だった松浦静山の「甲子夜話」は読んでいるようです。江戸後期の平戸藩主で隠居して江戸で世の中の様々な出来事を綴った書物ですが勝海舟も関心を持ったのでしよう。好奇心の強い勝海舟です。好奇心という意味では松浦静山も勝海舟に負けてはいません。ふつうのお殿様では上から目線ですが、松浦静山は庶民の中に入ってつぶさに観ていました。ここのところは勝海舟も全く同じです。何事にも上から目線ではなく、庶民の中に入って体験しながら考えていくところが視界を良くしていくものと思います。勝海舟と松浦静山を読んで益々好奇心が旺盛になっていきます。
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