江戸後期、伊豆の韮山代官で世界遺産の韮山反射炉などを作った江川太郎左衛門を学ぶがん哲学外来在宅部会の合宿が昨日今日と伊豆韮山で行われました。私は昨日横浜と渋谷で予定があったので、本日早朝に家を出て午前中から合流しました。伊豆韮山の反射炉や江川太郎左衛門邸跡、江川家のお墓など見て回りました。江川太郎左衛門邸では角川SSC新書「幕末の知られざる巨人江川英龍」を書いた江川文庫の橋本敬之さんが応対していただき、江川太郎左衛門の人物について学びました。江戸後期、日本沿海では外国船が出没して海防が急務となった幕府において大砲を作る反射炉を建設したり湾岸警備のためお台場を作ったり、また農兵の隊列号令や兵の常備食としてパンを作ったり種痘を研究したり様々な事業を行っていました。人物的にも世直し大明神として慕われていましたが、時代に先駆けた先見性が幕府の妖怪といわれた鳥居耀蔵に目をつけられたりしました。勝海舟も人物として絶賛していました。ということで大変中身の濃い合宿でした。来年は明治維新から150年。在宅部会でも新しい企画が楽しみです。
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