「世間の人は、よく夏は熱いから、堅苦しいことはできぬ。柔らかい面白おかしいことでなければ、できぬなどと言う者がある。しかし心の用い方一つによりては、三伏の炎熱にも、この熱さを利用して、精神の修養ができ得るものと思う」(新渡戸稲造「修養」より)
新渡戸稲造らしい言葉です。苦しくなければ修養にならない。この苦しい時を利用して修養する。そういう意味では暑苦しい夏こそ修養の時期なのかもしれません。
新渡戸稲造らしい言葉です。苦しくなければ修養にならない。この苦しい時を利用して修養する。そういう意味では暑苦しい夏こそ修養の時期なのかもしれません。