薬害被害者の最初の出会いは22年前になりますが、薬害エイズ被害者を最初に様々な薬害被害者に出会い支援活動を続けてきました。薬害エイズの前にもサリドマイドやスモンの被害者にも薬害根絶デーを通して出会い、薬害エイズの後にもヤコブ、イレッサ、肝炎など様々な薬害被害者と出会いました。どうしてこんなにも悲惨なことが繰り返されるのかと考えさせられる毎日です。薬害被害者一人一人は薬害の名前で理解させるものではありません。薬害被害の名前が同じでも違っても、一人一人の被害の重さ、命の重さは比較されるものではありません。厚生労働省は被害の実態を、症例数で表そうとしますが、かって薬害ヤコブ事件の時に最初の症例数が一人で「たった1症例」と言っていました。その1症例は、尊い一人の命です。イレッサで亡くなった被害者の一人一人も尊い一人の命です。そして多くの薬害被害者の一人一人は尊い一人の命です。今、HPVワクチンによって苦しんでいる被害者がいます。まだ若い女の子が将来の夢を奪われ苦しんでいます。その一人一人に夢を持ち頑張ってきた女の子が苦しんでいます。その一人一人の命の重さを感じつつ、8月23日、24日の薬害根絶デーの集まりに向けて準備を進めています。
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