勝海舟はよく揮毫しますが、聖書の言葉も引用します。その一つに旧約聖書のハバクク書があります。
「義人はその信仰によって生きる」ハバクク書第2章4節
勝海舟の頃の聖書は漢訳です。しかも分厚い旧約聖書から読み取ります。勝海舟はずいぶんと聖書を読みこなしていたように思えます。西郷隆盛もそうですが、聖書を心のよりどころにしていたようです。また田中正造もそうですが、苦しんでいる人々のために苦境をも乗り越えて、そのよりどころは、権力でもお金でもなく聖書に書かれている真理であったのでしょう。
「義人はその信仰によって生きる」ハバクク書第2章4節
勝海舟の頃の聖書は漢訳です。しかも分厚い旧約聖書から読み取ります。勝海舟はずいぶんと聖書を読みこなしていたように思えます。西郷隆盛もそうですが、聖書を心のよりどころにしていたようです。また田中正造もそうですが、苦しんでいる人々のために苦境をも乗り越えて、そのよりどころは、権力でもお金でもなく聖書に書かれている真理であったのでしょう。