今日は最高裁判所で選挙無効請求事件(衆議院議員定数訴訟)ー一人一票裁判ーの口頭弁論が行われました。私も原告の一人で裁判を傍聴しました。最高裁判所はたいそうご立派な建物で大法廷は15人の裁判官の座る椅子など威厳を保つためかたいそう高価な椅子です。さて裁判の内容はどうでしょう。国会は定数是正など努力しているからいいだろうと一票の格差が1.979倍と2倍近いのに原判決の高裁は16件のうち15件は違憲状態にはないとの判決です。今日の最高裁判所の弁論では原告本人から「内閣総理大臣は直接選ぶことが出来ず唯一国民の意思を示せるのは選挙でこの選挙も平等ではない」と主張していました。判例を踏襲する裁判所は国民の信頼を得ることが出来るのでしょうか。数の力で押し切る国会に現状維持をはかる裁判所ーそのうち、どなたかが「私は司法の長なんだから」と三権分立どころか三権独裁に進んでいくようであります。
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