「人間の存在が『感染者』や『患者』といった『何か』としてしか判断されず、人格をもった『誰か』であることが見失われた時、差別は起こります」(毎日新聞6月8日夕刊INTERVIEW山川冬樹さん・現代美術家「人格ある『誰か』を見失うな コロナ禍の今 ハンセン病史に重ねて」より)
一人の人格が無視され人を事柄でしか判断されない事象は、ハンセン病、エイズをはじめ感染症の歴史の中で繰り返し問題にされてきました。人格を無視して事柄で判断してきたのは人そのものです。感染症の歴史を振り返りながら今起こるコロナ禍の中で一人ひとりの人間の生き方が問われています。
一人の人格が無視され人を事柄でしか判断されない事象は、ハンセン病、エイズをはじめ感染症の歴史の中で繰り返し問題にされてきました。人格を無視して事柄で判断してきたのは人そのものです。感染症の歴史を振り返りながら今起こるコロナ禍の中で一人ひとりの人間の生き方が問われています。