笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

現代の新しい生き方ーノマドトウキョウ

2013-04-15 20:45:37 | 日記

いつの時代にも若者の新しい生き方は生まれてきます。幕末の坂本龍馬の生き方も当時としては周りから見ればかなり異質な生き方だったでしょう。格好もブーツを履いたりピストルを持ったり・・・。現代もまた自由で新しい生き方を求める人たちがいます。最近であった本の中に「僕らの時代のライフデザイン」(米田智彦・ダイヤモンド社)にはその生き方が書かれています。決まった住居を持たずパソコンと携帯を手にして仕事をしながら都会を歩き回る生活をしています。確かに最近では同じ建物の中に様々な人々が同居しあうシェアハウスが若者に人気です。また、仕事場でも自分の事務所を持たず様々な会社が同居するシェアオフィスも人気です。米田さんは物を持たずパソコンと携帯だけで東京という都市をシェアするように旅して暮らす生活実験をしていると言います。題してノマドトウキョウ:http://nomadtokyo.com/ 若者の新しい生き方が新しい時代を切り開いていくのかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療機関と製薬企業の経済的関係の調査ー薬害オンブズパースン・タイアップ活動

2013-04-14 19:41:03 | 日記

本日は薬害オンブズパースン・タイアップグループの全国会議に出席しました。全国の弁護士や薬剤師、市民が集まって医療機関と製薬企業の経済的関係の調査活動について話し合いました。全国の国立大学の医学部に民間企業からどれだけの寄付金が集まっているか調査しています。実際に億単位のお金が年間で寄付金として入ってきています。すでに製薬企業の業界団体は医療機関との透明性ガイドラインを策定して各企業に経済的関係を公開するよう呼びかけています。

医学研究には膨大なお金がかかります。そのおかげで難病といわれる病気も近年治ることができるようになってきました。現在では産業界、官庁、学会の連携(いわゆる産官学連携)により新しい医療技術が進展して政府も経済発展の中心的存在となっています。患者さんんおために公平にお金が使われれば良いのですが、薬害エイズ事件でもあったように産官学の経済的な癒着構造から命よりも利益が優先して起きてしまった薬害問題があります。薬害オンブズパースン会議では医療機関と製薬企業のガイドラインについても提言を行なっています。内容は:http://www.yakugai.gr.jp/topics/topic.php?id=829

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝海舟に学ぶー個性を活かして生きる

2013-04-13 20:43:31 | 日記

「人は皆さまざまにその長ずるところ、信ずるところを行えばよいのさ。社会は大きいから、あらゆるものを包容して豪も不都合はない。」(勝海舟「氷川清話」より)

勝海舟は若い頃貧しいながらも蘭学塾を開き、塾生は従者ではなく兄弟のように扱ったようです。塾生一人ひとりの良いところをのばし分かち合いながら、やがて社会を創り上げる人材になっていっていきました。どんな人でも良いところ素敵なところはあるものです。一人ひとりがそれぞれに違った良い素敵な個性を活かしてお互いが分かち合い生きれば、どんなに良い社会になるでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬害イレッサ訴訟の最高裁判決を聞いて

2013-04-12 21:43:22 | 日記

発売当初から多くの副作用死を出した抗がん剤イレッサの裁判で、本日、最高裁判所は発売元の製薬企業んは責任が無いとして原告の上告を棄却する判決を言い渡しました。8年4箇月裁判で闘ってきた原告近澤昭雄さんの裁判は終わりました。私も判決言い渡しの裁判傍聴をしましたが、最高裁判所は入口から法廷に入るまでボディチェックや持ち物検査、通路の見張りなど厳重な警戒態勢で、裁判官が法廷に入るとテレビカメラで静止が数分ありましたが、判決言い渡しは1分とかからず閉廷となりました。長い間苦労して裁判で闘ってきた近澤昭雄さんい対して、この冷たい姿勢はと思うほどでした。これで薬害イレッサ訴訟は終わりましたが、薬害イレッサ問題は解決したわけではありません。この裁判の提訴によって抗がん剤イレッサによる副作用死は年を重ねるごとに減ってきましたし、副作用被害救済制度の中に抗がん剤が対象外となっていましたが、厚生労働省の検討会で議論を始めるきっかけにもなりました。この裁判で社会に対して問題提起はされましたが、問題は積み残されたままです。裁判が終わってもこの問題を風化させずに問題解決のために行動していかなければなりません。まずは被害者の生の声を聞いて薬害イレッサ問題について学び次への行動につなげていきましょう。

薬害エイズを考える山の手の会では、原告の近澤昭雄をお呼びして学習会を開きます。どなたでも参加自由です。是非ご参加ください。

日時:4月24日(水)19時~21時

場所:東京ボランティア市民活動センター会議室A(JR飯田橋駅隣・地下鉄有楽町線南北線飯田橋駅上 セントラルプラザ10階)

参加費:無料

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自殺・貧困・孤立死を考える

2013-04-11 22:07:03 | 日記

今日は夕方に四谷のイグナチオ教会ヨセフホールで行われた「復興と自殺・貧困・孤独死」と題するチャリティイベントに参加してきました。作家の雨宮処凛さん、精神科医の香山リカさん、自殺対策のライフリンク代表の清水康之さん、反貧困ネットワークの湯浅誠さん、孤立死に取り組む僧侶の中下大樹さんと豪華なメンバーによるシンポジウムを聞くことができました。東北の現地の話は東北のことだけではなく、自殺にしろ貧困にしろ孤独死にしろ、どこでも私たちの身近に起きている問題です。この社会を作り上げているのも、政権を作り上げているのも私たちです。他人事ではなく自分自身がこの問題を起こしている社会で生活しているという自覚を持って行動することを再確認しました。イベントの終了後、短い時間ではありましたが、初めてお会いした方とお名刺を交換させていただき有意義な交流が出来ました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする