笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

歴史とは何かー人間学

2020-06-22 20:47:39 | 日記
「歴史とは比類なく巨大で多様な物語である。そこには人間の英知や愚昧、勇気や卑劣、善意と強欲のすべてが書きつらねられている。歴史とは何かは、つまり、人間学に到達する。しかも歴史は大きな時代の力というものを、労なく見せてくれる。人間の歴史の流れに漂って生きることを教え、その巨大な力の一方に変わらない共通の人間性、人間を律する不易の道徳というものがあることを、われわれに教えてくれる」(半藤一利「歴史と人生」より)

歴史は正に人間学。
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苦しんでいる人は今この時にもー歴史を閉ざさずに

2020-06-21 19:38:39 | 日記
コロナ禍により人を集めた集会など中止や延期が相次いておりますが、今この時にも苦しんでいる人はたくさんいます。むしろ人と会うことが出来なくなっている現状の中、一人孤立化して会うことも出来ず精神的に思い悩んでいる人は増えています。苦しんでいる人、悩んでいる人の声を聞く窓口は開いておかなければなりません。今この時が大切です。今この時をつなぐことが将来につながってきます。今この時を切ることは歴史を閉ざすことにもなるのです。
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夢の中の歴史散歩ー江戸の面影

2020-06-20 16:22:34 | 日記
ずいぶんと歴史散歩をご無沙汰しております。不要不急と言われればそれまでですが、夢を見るくらいは良いでしょう。高層ビルが立ち並ぶ東京の街の中にも江戸の面影は残っています。毎年欠かさず歩いている都電荒川線三ノ輪橋から小塚原回向院や浄閑寺に吉原弁財天とスカイツリーを眺めながら昔の面影を味わいながら歩きました。JR上野駅を降りて新しいグルメ街を抜けながら上野公園に入り人込みを抜けると上野寛永寺の根本中堂へ最後の将軍徳川慶喜が謹慎したところーそして谷中霊園へ抜けて高橋泥舟の眠る大雄寺へ団子坂へ向かい山岡鉄舟の眠る全生庵へーその一つひとつに江戸の面影が残っています。新しい建物と人の生き方が混じった江戸東京ー500年後の東京はどうなるのでしょう。
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ネット会議で全国から参加ーHPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク例会

2020-06-19 21:36:32 | 日記
今日は夕方からHPVワクチン東京訴訟支援ネットワークの支援例会をZoomによるネット会議を行いました。ネットなので北海道、名古屋、静岡からも参加して今後の活動について議論しました。ネットならではの会議です。それぞれの地域での活動の情報交換も出来ました。他の地域の活動内容を参考にしながら支援活動を続けていきます。7月11日には静岡の被害者を中心に学習会をネットで開き静岡地域の支援の拡大と共に全国的な活動を展開していきます。
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人心を慰安する余韻ー勝海舟

2020-06-15 20:58:05 | 日記
「当世の政治は、何事でも杓子定規の法律万能主義でやらうとする。それは理窟はなかなかつんでも居ようが、どうも法律以外、理窟以上に、言ふに言はれぬ一種の呼吸があつて、知らず識らず民心を纏めるといふ風な妙味がない。人心を慰安するところの余韻がない」(勝海舟「氷川清話」より)

今、国会ではコロナ禍による特別定額給付金や持続化給付金の支給手続きの流れについて手続きが遅いやら手続きが不透明やらで民心と離れたところで議論していますが、そもそも住所も不安定で生活に苦しんでいる人やその日その日の売り上げもあがらない自営業者が多くいることを肌で感じない国会議員が高そうな服を着て高そうな椅子にもたれかかって法律万能主義で進めようとしています。しかも法律を通すには国会を開いていなければなりませんが、規則通りに今週には国会を閉会しようとしています。まったくもって民心を纏める妙味と人心を慰安するところの余韻がありません。今の国会の状況を勝海舟が見たらさぞかし喝が入ることでしょう。
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