グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

新任文科相の大学新設不認可に思う(その2)

2012年11月07日 | 日記
案の上新任文科相の3大学新設不認可表明が大きなリアクションを引き起こしている。
当該3大学は早速文科省に抗議、訴訟も辞さない構えのようだ。
「勝手に準備を進めてきたのだろう」との非難もあるが開学まで半年を切ってからからでは学舎建設も教職員採用も間に合わないのは自明である。
少なくとも文科省が何らかの形で絡んできたのならここでいきなり不認可は合理的ではないと思う。
野党もまたお得意の「問責」で政権に揺さぶりをかける可能性をほのめかしているがこれ以上の政治停滞は正直なところウンザリだ。
文科相は審議会の抜本的見直しと引き換えに不認可を撤回し騒動を早期に収束させるべきだろう。
話は飛躍するが私学等への助成金のあり方は改めるべき点が多いと思う。
文科相の投じた一石はそれなりの意義を有している。